振込手数料はコンビニと銀行どっちが安い?それぞれのメリット・デメリット
2025.04.04
2025.04.16
主な集金方法であるコンビニ決済と銀行振り込みは、両者とも振り込みや支払いに手数料がかかるケースがほとんどです。少しでも手数料が安い集金方法を選び、負担を減らしたいと考える方は多いのではないでしょうか。
この記事では、コンビニ決済と銀行振り込みの振込手数料はどちらが安いのか解説しつつ、両者の集金方法におけるメリット・デメリットを紹介します。
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目次
振込手数料はコンビニと銀行どっちが安い
銀行振り込みでは、窓口やATMを利用する際、30,000円未満の他行宛て振り込みでも数百円の振込手数料がかかり、窓口利用では500円を超えるケースもあります。
一方、コンビニでの振り込み(コンビニ決済)の場合、コンビニチェーンや金額にもよりますが、高くても500円前後のため比較的安価です。また、コンビニ決済の手数料負担先は事業者が決定できます。現在では、事業者側が負担するケースが一般的です。
コンビニ決済のメリット・デメリット
コンビニ決済は利用者の利便性向上という大きな魅力がある一方で、支払いの手間や忘れのリスクも存在します。ここでは、事業者として知っておくべき主要な特徴を解説します。コンビニ決済や銀行振り込みの特徴を理解して、ビジネスに最適な集金方法を選びましょう。
メリット:利用者の利便性を高められる
コンビニ決済の最大の魅力は、利用者の利便性を高められる点です。24時間営業のコンビニなら、仕事帰りの夜遅くでも、休日のお買い物のついでにでも支払いが可能です。銀行振り込みのように営業時間を気にする必要がないため、利用者の時間的制約を大きく軽減できます。
特に忙しいビジネスパーソンや主婦の方々にとって、この時間の自由度は大きな価値があります。さらに、コンビニ決済は基本的に誰でも利用できるため、クレジットカードを持たない利用者や電子決済に不慣れな方にも対応可能です。こうした利便性の高さは、顧客層を広げ、ビジネスチャンスの拡大にもつながります。
メリット:金額ミスが発生しにくい
コンビニ決済のもうひとつの大きなメリットは、金額ミスが発生しにくい点です。銀行振り込みでは、送金者が金額を手入力するため、桁間違いや入力ミスが生じる可能性があります。例えば、10,000円の請求に対して1,000円や100,000円と誤って振り込んでしまうケースも少なくありません。
一方、コンビニ決済では、あらかじめ決められた金額がバーコードや支払い番号にひも付けられています。利用者はその情報を元にコンビニのレジや端末で支払うだけなので、金額を間違える心配がありません。
このような仕組みにより、事業者側は入金額の確認作業や差額の返金対応などの手間から解放されます。トラブル対応の時間とコストを削減できるため、特に取引量の多い事業者にとって大きなメリットとなるでしょう。
デメリット:支払い忘れのリスクがある
コンビニ決済のデメリットとして見過ごせないのが、支払い忘れのリスクです。利用者が自らコンビニに足を運んで支払う必要があるため、日常の忙しさに紛れて支払いを忘れてしまうケースが少なくありません。
対策としては、支払期限が近づいたらリマインドメールを送信したり、支払いプロセスをわかりやすく説明したりすることが効果的です。
デメリット:利用者にとって支払いの手間がかかる手段
コンビニ決済にはメリットも多いものの、クレジットカードや電子マネーといった他のオンライン決済方法と比べると、利用者側に一定の手間がかかる点がデメリットです。支払い番号を控えたり、バーコード付きの払込票をコンビニ店頭に持参したりといった手間が発生します。
また、コンビニ決済に対応している店舗が近所にない場合は、店舗まで足を運ぶのが面倒と感じる方もいるでしょう。コンビニ決済導入の際には、顧客ニーズや利用者の年齢層を考慮し、より多くのコンビニ店舗に対応することも大切です。
銀行振り込みのメリット・デメリット
銀行振り込みは、誰でも利用できる手軽さがある一方で、支払い忘れのリスクや入金確認の手間といった課題も存在します。以下では、銀行振り込みを利用する際の具体的なメリットとデメリットを解説します。
メリット:口座があれば誰でも利用できる
銀行振り込みは、銀行口座を持っていれば誰でも手軽に利用できる支払い方法です。特別な登録や契約が不要なため、利用者との間で迅速に決済ができます。特にインターネットバンキングやクレジットカードに不慣れな方でも抵抗なく使える点が大きな魅力です。
近年はATMの普及により、コンビニなどでも24時間振り込みが可能になりました。時間や場所を選ばずに支払いができるため、事業者側としても代金回収の選択肢として提示しやすいでしょう。
振り込み手続きもシンプルで、金額と振込先口座を指定するだけで完了します。銀行振り込みは長年利用されてきた集金方法であるため、多くの人が使い方を理解しており、説明の手間も省けます。高額な支払いにも対応できるため、さまざまな取引規模に適応できる汎用性の高さも特徴といえるでしょう。
デメリット:支払い忘れのリスクがある
銀行振り込みでは、利用者が能動的に支払い手続きをする必要があるため、支払い忘れのリスクが常に存在します。例えば、請求書を受け取っても、「後で振り込もう」と思ううちに期限を過ぎてしまうケースは少なくありません。
これは、口座振替のように自動的に引き落としが行われる方法と比べると、支払い漏れが発生しやすい仕組みです。特に事業者にとっては、利用者からの入金遅延は資金繰りに直接影響するため大きな問題となり得ます。また、支払いの催促は顧客との関係性が悪化するリスクや、担当者の精神的負担が生じやすい業務です。
デメリット:入金確認に時間や手間がかかる
銀行振り込みの場合、入金確認作業には予想以上の手間がかかります。通帳やインターネットバンキングの明細を1件ずつ確認し、振り込み名義と金額を照合する必要があるためです。特に、振り込み名義と利用者名が異なる場合(家族名義での振り込みなど)、入金元の特定に時間を要します。
また、銀行の営業時間外には入金確認ができない点にも注意が必要です。夜間や週末に振り込まれた場合、確認が翌営業日以降になってしまうため、急ぎの取引では支障をきたすこともあるでしょう。
さらに、振込時の入力ミスによる「金額違い」や「振込先間違い」も珍しくありません。そうした場合、原因究明や対応に余計な時間が取られてしまいます。このような入金確認の手間は、取引件数が多い事業者にとって大きな業務負担になることもあるでしょう。
コンビニ決済をおすすめする理由|手数料負担による影響とは?
銀行振り込みでは、手数料は原則として利用者負担ですが、コンビニ決済では事業者側が負担するのが一般的です。ただし、コンビニ決済の手数料負担先は、事業者が選択できます。
利用者に手数料を負担してもらう場合、事業者側のコスト削減につながりますが、顧客満足度の低下や支払い率の低下を招くリスクもあります。特に少額決済では相対的に手数料負担が大きく感じられ、顧客離れを起こす可能性もあるでしょう。
一方、コンビニ決済のように事業者が手数料を負担することで「手数料無料」というアピールができ、利用者の心理的障壁を下げられる点がメリットです。これにより利用率・購入率の向上も期待できるでしょう。
競合が多かったり、複数店舗で同じ商品を取り扱ったりしているケースでは、手数料の負担先が購入の決め手になることもあるため、手数料はただ抑えればよいというわけではありません。自社のビジネスを考慮して負担先を決めることが重要です。
コンビニ決済の導入は「リコーリース」にお任せください!
コンビニ決済は銀行振り込みと比較しても手数料負担が抑えられ、また負担先を選択できる柔軟性があるため、集金効率や顧客満足度を高めたい事業者にとって理想的な選択肢といえます。
コンビニ決済の導入を検討している方におすすめなのが、リコーリースのコンビニ決済サービスです。ここでは、リコーリースのコンビニ決済サービスの3つの魅力について詳しく紹介します。
参考:コンビニ決済サービス
初期費用が0円でコストを抑えて利用できる
コンビニ決済サービスの導入を検討する際、初期費用を抑えたいと考える方も多いでしょう。リコーリースのコンビニ決済サービスは、初期費用が0円で始められるため、新規事業や小規模事業者も負担なく導入できます。
さらにうれしいのは、使用しない月の基本料金も0円という点です。季節変動がある事業や、不定期での請求が多い業種にとって、コスト効率の良い選択肢といえます。
請求件数は1件からでも対応可能で、個人事業主でも利用できるため、事業規模を問わず活用できます。
コンビニ提携数が多く導入実績も豊富
リコーリースのコンビニ決済サービスは、セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど主要コンビニチェーンをはじめ、全国約50,000店舗以上のコンビニを活用できる点が大きな強みです。コンビニチェーンごとの個別契約が不要で導入の手間を省けるほか、利用者の利便性も向上します。
さらに、PayPay請求書払いやFamiPay請求書支払いなどのスマホ決済アプリにも対応しており、支払い方法の選択肢を広げています。多くの業種・業態での導入実績があり、さまざまなビジネスモデルに合わせたサービス提供が可能です。
コンビニ決済サービスのオプションサービスとして、請求書の印刷から発送までを代行する「請求書発行代行サービス」が利用できるため、振込手数料の負担を軽減しながら、効率的な集金システムを構築できます。
導入前から導入後まで丁寧なサポートが受けられる
リコーリースのコンビニ決済サービスでは、導入前から導入後まで安心のサポート体制を整えています。専用フリーダイヤルを完備しており、初めての方でも気軽に相談できる環境を提供しているため、コンビニ決済に関する疑問や不安を解消した上で導入できるでしょう。
導入前には、事業内容や目的を丁寧にヒアリングし、最適なプランをご提案します。業種や規模に合わせたカスタマイズも可能です。資料請求や見積依頼にも素早く対応しているため、検討段階からスムーズに進められます。
また、導入後も困ったことがあればすぐに問い合わせできる体制が整っており、初めてコンビニ決済を導入する事業者や個人事業主の方も安心してご利用いただけるサービスです。
まとめ
コンビニと銀行の振込手数料は、振り込みをする場所や金額によっても異なります。また、銀行振り込みの手数料は原則利用者負担であるのに対し、コンビニ決済では事業者負担が一般的で、負担先を事業者が決定できます。
手数料の負担先は、利用者のサービス利用や購入の決め手になることもある重要な要素のため、十分に検討して自社に適した集金方法を選択しましょう。
コンビニ決済の導入を検討している方は、ぜひ導入実績が豊富なリコーリースにご相談ください。
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