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サービス利用料を口座振替で集めたい!メリットと導入方法

公開日:2021.03.09

サービス利用料を口座振替で集めたい!メリットと導入方法

こんにちは。リコーリース集金代行サービスライターチームです。

サービス利用料の回収方法は大きく分けて「消費者が自分で支払う方法」と「事業者側で徴収する方法」の2パターンです。後者の代表的なものとしては口座振替が挙げられるでしょう。口座振替には利用者側・企業側ともにメリットも多く、サービス料金回収方法の基本設定としている事業者も多いです。今回はこの口座振替についてメリット・導入方法などを見ていきましょう。

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1、そもそも「口座振替」とは?「引き落とし」とは違うの?

口座振替とは毎月決まった日に指定の口座から自動的にサービス利用料を回収してくれるシステムです。このシステムを利用する消費者は、予め振替口座の指定や振替日を設定する手続きが必要になります。申請方法は「Web」「郵送」「端末」など様々です。口座振替は、主に公共料金・税金・クレジットカード利用代金の回収などに幅広く用いられています。口座振替と似た言葉として「口座引き落とし」という方法を見聞きする機会も多いですが、同じ意味になります。

なお「口座振込」と呼ばれる方法もありますが、これはサービス利用者が振込金額を指定して特定の口座に振り込むものです。似ているため混同しやすいですが、自動的に引き落としが行われる「口座振替」と、利用者が自ら振込みを行う必要がある「口座振込」は別の意味になります。

2、口座振替にした場合の企業側のメリット

口座振替は多くの事業者導入している料金回収方法ですが、それは口座振替によって多くのメリットが期待出来るからです。ここでは口座振替の導入による企業側のメリットを4つ紹介します。

未回収リスクを軽減

口座振替を利用する最大のメリットと言っても過言ではないのが「未回収リスクの軽減」でしょう。利用者が直接料金を支払う場合は、払い込み用紙をコンビニや所定の金融機関に持ち込んで払い込む必要があります。払い込み用紙の紛失や期限切れなどで料金の回収が遅れてしまう可能性はあります。また、口座振込についても利用者が振込先を間違えてしまう、振込金額を間違えてしまうといった人為的ミスの可能性が否めません。口座振替であれば、所定の日付に自動的に料金を引き落とすため、こうした人為的な要因による未回収リスクを減らすことが可能です。

ただし、口座振替であっても利用者の指定口座残高が不足している場合には引き落としが行われません。その場合は、払い込み用紙や口座振込によって支払ってもらうのが一般的な方法となりますので、留意しておきましょう。

事務作業の効率化

口座振替を導入する事によって、社内の事務作業を効率化出来たという事例も少なくありません。例えば銀行振込で利用料を支払ってもらう場合、企業側としては「振込票の発行・送付」「利用者からの入金確認」「入金額の照合」など様々な事務作業が必要となります。IT化が進んでいる現代社会では機械化されている部分もありますが、それでも人間の手や目によって確認作業をおこなわなければなりません。口座振替による自動引き落としを使うことで、こうした事務作業の必要性がなくなるため、その分の人手や時間を別の業務に回す事が出来るので、生産性向上にも繋がるでしょう。

利用継続率アップ

口座振替という回収方法はサービス利用者側の業務負担が軽減されるため、サービス利用継続率の向上も期待出来ます。自動で引き落としが行われる口座振替は利用者の負担が少なく、支払いの手間がストレスを感じないためサービスを継続して利用してくれる可能性が高くなるのです。口座振替というとクレジットカードを利用した引き落としを想像する人も少なくありません。しかし実際はクレジットカードを持っていなくても、銀行口座さえ開設してあればサービス利用者側が口座振替を利用する事は可能です。クレジットカードを作りたくない若年層や所持率の低い高齢者層など、幅広い年齢層に対応出来る点も口座振替のメリットと言えるでしょう。

幅広い顧客に対応できる

口座振替は様々なタイプの利用者層に対応可能であるため、利用者層の間口を広げられるという点もメリットであると言われています。引き落としに使う口座に関しては、大手のメガバンクはもちろんの事、全国各地の地方銀行・信用金庫・ネット銀行などが利用可能です。全国の金融機関をほぼ網羅していると言っても過言ではないため、わざわざ口座を新規開設してもらう必要性は低いでしょう。自動引き落としによって支払いの手間隙がなくなるので、仕事で忙しいサラリーマンや、払い込み用紙や振込みによる支払い方法に慣れていない高齢者でも気軽に利用出来ます。特に都心部の住宅街や地方に住んでいる高齢者にとっては、コンビニや金融機関まで出歩くのも大きな負担です。少子高齢化が進んでいる現代社会では、如何に高齢者層の負担を軽くしてサービスを利用してもらうかが事業者の課題のひとつと言っても良いでしょう。

3、口座振替に向いているビジネス

口座振替は様々な業態の企業で利用可能ですが、特にその性質を活かす事が出来るビジネスがいくつか存在するので覚えておくと良いでしょう。例えば、土地や物件を取り扱う不動産会社や大家さんが口座振替の利用に向いています。不動産の業務には手続きに必要となる書類が多く、また家賃の支払いによる定期的な入金管理業務が必要です。家賃の未納や入金消しこみなど、入金管理における負担が大きい仕事であると言えます。こうした入金管理業務に口座振替を導入しておけば負担が軽減され、書類業務における人為的ミスの減少にも繋がるでしょう。

学習塾・スクール・習い事などの教育関連の分野においても、口座振替というシステムが重宝されています。特に子どもが対象となる学習塾の場合、保護者が子どもに月謝を預けると紛失や盗難のリスクがあります。自動引き落としてであれば、こうした無用なトラブルを避ける事が出来るので、保護者との信頼関係構築にも一役買っています。

上記の他にはスポーツジムや介護関連など、月々の利用料支払いが発生する業種では、口座振替によるメリットが大きい傾向にあります。また、インターネット上で買い物が出来るECサイトで口座振替を導入すれば、利用者は家に居ながら品定め・支払い・受け取りという一連の流れを完結できるので、サービス満足度が向上するでしょう。共通して言えるのは、「月々の支払いが発生する」「想定される利用者層の幅が広い」という特性を持ったビジネスにとっては、口座振替という決済方法が有用であるケースが多いということです。

4、サブスクリプションサービスの利用料回収にもぴったり

インターネットとそれを利用するためのデバイスが爆発的な発達・普及を見せた現代では、サブスクリプションビジネスが注目を集めています。これは月々の利用料を支払う事で音楽・ソフトウェア・動画など様々なサービスが提供されるというビジネスモデルです。サブスクリプションサービスの多くはインターネット上のコンテンツを商品として展開されているため、サービス利用料の支払いはクレジットカード決済・キャリア決済・ID決済などが主流となっています。総務省が行った調査によれば、2017年時点でサブスクリプションサービスの利用者のうち70%以上が利用料の支払いに口座振替を使った事があると回答しているのです。事業者側にとっては、クレジットカード決済の手数料負担が重たいので、利用料回収を口座振替にする事でコストダウンにも繋がります。

5、口座振替にすると利用者も便利に!利用者側のメリット

口座振替のメリットは企業側だけでなく、サービス利用者側にも存在するというのがポイントです。企業側にしかメリットがない方法であれば、現代社会でこれほど口座振替の利用者は増えなかったでしょう。利用者の大きいメリットは主に以下の2点です。

支払いが楽になる

口座振替による利用者側のメリットは、何と言っても「支払いが楽になる」という事です。口座振替は一度口座の指定をおこなえば、基本的にそれ以降の手続きや更新は不要となるため、自動的に引き落としが行われるようになります。銀行やコンビニへわざわざ足を運ぶ必要がなくなるため、利用者にとっては煩わしい支払いの手間が省けるのです。一方で、インターネットバンキングを利用すれば自宅に居ながらにして振込みを行う事は可能です。しかし振込先や金額の指定は利用者本人が行う必要があるため、ある程度の手間はどうしてもかかってしまい誤入力のリスクも付きまといます。インターネットバンキングの利用開始には所定の手続きが必要となるので、面倒に感じる人は少なくありません。

支払い忘れがなくなる

利用者側のメリットにはもうひとつ「支払い忘れがなくなる」という点が挙げられます。口座振替は原則的に毎月引き落とし日が固定となるため、利用者側が支払いのタイミングを見誤るという可能性は低いのです。ただし、所定の引き落とし日が土日祝日などで金融機関の休業日となっている場合は、一般的には直後の営業日に引き落とし行われるケースが多いです。事業者側で設定した金額が引き落とされるため、利用者が誤った金額を支払うという心配もありません。

6、口座振替にする上での注意点

メリットしかないように見える口座振替ですが、導入するにあたってはいくつか気をつけておきたいポイントがあります。まず、事業者が口座振替のシステムを導入する場合は「サービス利用者」と「金融機関」という2者とのやり取りが必要になる点には注意しましょう。例えばサービス利用者が口座振替依頼書での申請を行うケースでは、まず事業者から口座振替依頼書を送付して利用者に必要事項の記入と捺印を行ってもらう必要があります。そこから返送された書類を確認し、不備がなければ事業者から金融機関に書類を転送して口座を登録してもらうというのが一連の流れです。利用者が口座振替依頼書の記入・返送を行ってから口座登録が完了して実際に口座振替が始まるまでは、一般的に2ヶ月程度の期間を要します。申請から登録までに時間がかかる点には注意が必要です。

7、口座振替の始め方は簡単!

口座振替のメリットは理解していても、導入にハードルの高さを感じてしまうという人も多いでしょう。しかし実際のところ、口座振替の導入において事業者が行う作業はさほど複雑ではありません。仲介する業者によって細かい手続き内容は異なりますが、集金代行サービスとして多くの実績を持つリコーリースを例に取ってみてみましょう。

リコーリースに口座振替の導入を依頼するにはまず、事業者がサービス利用者から口座振替依頼書を取得します。口座振替依頼書をリコーリースに提出した後、専用Webサイトに接続し、請求金額の引き落とし依頼をおこないます。ここでは引き落としてもらう金額や利用者側の口座情報などを入力いただきます。回収・引き落とし結果についても同じく専用Webサイトから確認出来るので安心です。

8、リコーリースの口座振替サービスは管理も楽!

数ある集金代行サービスの中でも、リコーリースは多くの事業者から支持を得ています。その理由のひとつは「手続きや管理が楽である」という点にあると言えるでしょう。前述の通り、リコーリースを介して口座振替を導入する事業者が行うのは「口座振替依頼書の取得」「口座振替依頼書の提出」「専用Webサイトでの設定・確認」の3ステップです。各利用者が引き落としに使う金融機関とのやり取りはすべてリコーリースが仲介役となるため、事業者の業務負担にはなりません。

また、リコーリースはサポート体制の充実さにも定評があります。請求件数は1件から依頼可能となっており、初期導入費用も必要ありません。専用のフリーダイヤルでは随時相談や質問を受け付けているのです。また、リコーリース4日・20日・27日の3つから振替日の指定が可能となっています。事業者の業態や利用目的に合わせて都合の良いスケジュールを組めるのは、経理的にも大きなメリットであると言えるでしょう。サービス利用の申し込みについては、法人のみでなく個人事業者からの依頼を受け付けているという点も見逃せません。リコーリースは業界でのノウハウが豊富であり、利便性とサポート体制を両立した集金代行サービスです。

利用料を効率良く回収しよう

サービス利用料の回収は事業者にとって生命線であり、口座振替を導入する事によって回収率の向上や事務作業の負担軽減が望めます。導入ハードルは世間で考えられているよりも低いので、導入しない手はないでしょう。ノウハウや実績が豊富なリコーリースであれば、簡単な手続きで充実したサービスを受ける事が出来ます。効率的な利用料回収を目指すのであれば、まずはリコーリースに相談してみましょう。

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