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収納代行とは?決済代行との違いと導入までの流れ、主なメリットを解説

2024.10.02

2024.10.02

手に持った払込取扱票と現金" alt="収納代行とは?決済代行との違いと導入までの流れ、主なメリットを解説">

オンラインビジネスを展開する中で、支払いの管理や入金処理に頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、収納代行です。

この記事では、収納代行とは何か、どのような特徴があるのかを紹介します。似たような「決済代行」との違いや、具体的なメリットも詳しく解説しています。収納代行について正しく知り、自社に合ったサービスを導入して業務効率化を目指しましょう。

収納代行の定義と仕組み

店舗のレジで代金を支払う客と紙幣

収納代行とは、コンビニ決済を中心に集金業務を代行してくれるサービスです。収納代行を利用することで、事業者は複雑な入金管理や契約手続きの負担を軽減し、顧客にとっても便利な支払い環境を提供できます。以下では、収納代行の定義や仕組みについて見ていきましょう。

収納代行とは何か?

事業者がコンビニ会社と直接契約をしてコンビニ決済を導入するには、申し込み・審査・契約手続き・導入後の入金管理などを、コンビニ会社ごとに行う必要があるため、現実的な方法とはいえません。コンビニ決済は、契約処理や入金管理を代行してくれる収納代行を利用するのが一般的です。

収納代行を利用することで、事業者は複数のコンビニと個別契約を結ばずにコンビニ決済を導入できます。入金確認の手間も省け、決済状況の管理も容易です。収納代行は業務効率化に役立つ取り組みといえます。

収納代行の主な仕組みと流れ

収納代行を利用した一般的な決済の流れは以下の通りです。

1.商品を購入した顧客が払込票を受け取る

2.顧客は払込票を持ってコンビニに行き、代金を精算する

3.代行業者は支払われた代金を取りまとめて、事業者の口座に振り込む

収納代行では、回収した代金を代行業者がまとめて事業者の口座に振り込むため、経理業務の負担を軽減できます。

なお、払込票を使わないペーパーレス方式も普及しつつあります。対応している場合、顧客は支払いの際に紙の払込票を持参する必要がないため、より便利です。

収納代行と決済代行の違いを比較

パソコンを操作するひとりの女性

収納代行と決済代行は、どちらも企業の金銭取引をサポートするサービスですが、その役割や特徴には大きな違いがあります。ここでは、両者の概要や主な相違点について見ていきましょう。

決済代行の概要

決済代行は、複数の決済機関との契約や手続きを一括で代行するものです。これにより、事業者は煩雑な手続きをせずにさまざまな決済手段を導入できます。

システムの構築や決済処理、入金管理まで幅広くサポートしてくれるサービスで、導入した複数の決済手段を一元管理できるため、売上管理も格段に楽になるでしょう。

収納代行と決済代行の主な違い

収納代行と決済代行はいずれも金銭取引を支援するサービスですが、対応している決済手段が異なります。

 

対応している決済手段
収納代行 ・コンビニ決済がメイン
決済代行 ・コンビニ決済

・クレジットカード決済

・キャリア決済

・口座振替

・後払い決済

・インターネットバンキング など

 

収納代行は、主にコンビニでの現金支払いに対応するものです。決済代行は収納代行を含め、クレジットカード決済やキャリア決済などさまざまな決済手段に対応しています。

それぞれに違いがあるため、事業者は自社の顧客層や業態に合わせて適切なサービスを選択することが重要です。

収納代行でコンビニ決済を導入するメリットとデメリット

メリットとデメリットをリストアップして比較する

収納代行を利用する前には、メリットとデメリットを十分に理解することが重要です。ここでは、収納代行を利用してコンビニ決済を導入することで得られる主なメリット、対策が必要なデメリットや注意点を詳しく解説します。事前に確認しておくことで、自社のビジネスに最適な選択ができるでしょう。

収納代行によるコンビニ決済の導入で得られるメリット

収納代行を利用してコンビニ決済を導入することで、事業者は多くのメリットを享受できます。主なメリットは以下の通りです。

・コンビニ決済の導入手続きが簡単になる

・コンビニ決済に対応することで、クレジットカードを持たない層へアプローチできる

・入金管理を効率化できる

・前払いにすれば代金を確実に回収できる

・入金確認がしやすく顧客満足度アップに期待できる

利用者側の利便性向上と事業者側の業務効率向上の両方を実現する仕組みといえるでしょう。

収納代行によるコンビニ決済導入時のデメリットと注意点

収納代行を利用してコンビニ決済を導入する場合、以下のようなデメリットや注意点を知っておく必要があります。

・手数料が発生する

・後払いの場合、未回収リスクがある

・代行業者によって料金体系やサービス内容に差がある

代行業者によって、収納代行にかかる手数料や未回収となったときのサポート体制、全体的なサービス内容などが異なります。実際の運用を想定して見積もりやサービス内容を比較した上で、自社に合った代行業者と契約することが大切です。

収納代行の具体的な料金体系

収納代行の基本的な料金構造を理解することで、自社のニーズに最適な収納代行を選択できます。収納代行を利用してコンビニ決済を導入する場合に発生する一般的な手数料は以下の通りです。

・初期費用

・月額基本料

・回収手数料

・振込手数料

・オプション手数料 など

初期費用はコンビニ決済を導入する際に一度のみ、月額基本料はサービスの利用料として毎月固定で発生するものです。月額基本料に加えて、1件の請求ごとに回収手数料がかかります。

代行業者が回収した代金を事業者の口座に振り込むために、振込手数料も必要です。また、追加オプションを利用する場合はオプション手数料が発生することもあるでしょう。

各手数料は代行業者ごとに異なるため、自社の取引規模や頻度に合わせて最適なプランを提供してくれる代行業者を選びましょう。

収納代行と決済代行のどちらを利用すべきか

決済代行でもコンビニ決済を導入できるため、「迷ったら決済代行に依頼すればよいのでは」と考える方がいるかもしれませんが、そうではありません。収納代行と決済代行では用途や目的が異なるほか、導入する決済方法が増えるほどコストも増加します。コンビニ決済のみに対応したい場合は収納代行を利用したほうがコストを抑えた運用が可能です。

どちらを利用すべきか迷ったときは、利用者のニーズや自社の取引規模、実際に導入した際の費用なども考慮しながら依頼先を検討しましょう。

収納代行|代行業者の選び方と導入ステップ

ビジネスにおけるステップのイメージ

収納代行を導入するにはどうすればよいのでしょうか。ここでは、代行業者を選ぶ際のポイントや、導入の手順を詳しく解説します。自社に合った代行業者を選んで、集金業務の効率化と顧客満足度の向上を目指しましょう。

収納代行|業者選びの4つのポイント

収納代行の代行業者を選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう。

・手数料や料金体系が自社に合っているか

・提携コンビニ数が多いか

・導入実績が豊富か

・セキュリティ対策が十分か

・サポートセンターが使いやすいか

代行業者によって、手数料や料金体系、サービス内容はさまざまです。一部の手数料だけでなく、実際のランニングコストを算出した上で、比較・検討しましょう。また、利用者の利便性を高めるために、提携しているコンビニ数が多い代行業者を選ぶことをおすすめします。

収納代行では、事業者のお金の一部を代行業者に預けることになるため、信頼できる業者を選ぶことも重要です。その他、セキュリティ対策や導入前後のサポート環境が整っているかなどを総合的に評価して代行業者を選びましょう。

収納代行の導入ステップ

収納代行の依頼先が決まったら申し込みをし、代行業者とコンビニ各社の書類審査を受けます。審査以外に、実際に使用するプリンタを用いたバーコードの印字テストも必要です。審査と印字テストに通過したら契約締結を行います。契約内容をしっかり確認し、不明点は事前に解消しましょう。

その後は、代行業者のシステムに自社情報を登録するなど事前準備を行い、収納代行の利用がスタートします。書類審査と印字テストを含め、手続きが完了するには1ヶ月以上かかるため、導入を決めたら早めに申し込みを行うのがおすすめです。

コンビニ決済の導入は代行業者「リコーリース」にお任せ!

収納代行の利用を検討中の方は、ぜひ代行業者の「リコーリース」にお問い合わせください。リコーリースは全国約50,000店舗のコンビニと提携しており、申請手続きを行えばゆうちょ銀行でも支払いが可能です。また、払込票のバーコードをスマホアプリでスキャンすることで、自宅からでも支払いができる「スマホ決済サービス」もご利用いただけます。

請求・回収に関する業務を全て専用Webサイトで行うため、ソフト購入不要で初期費用もかかりません。請求がない月は基本料金も無料なので、請求頻度が隔月や数ヶ月ごとといった場合も余計なコストが発生しないのが魅力です。

請求件数の制限もなく、1件からご利用いただけます。事業を始めたばかりで請求件数が多くない方、請求頻度がまちまちの方、個人事業主の方にも適したサービスといえます。

専任のカスタマーセンターにて導入前から導入後までをしっかりとサポートしますので、まずはお見積もりからお気軽にご相談ください。

収納代行を活用して業務効率化を実現しよう

収納代行で使用する払込取扱票と電卓・金銭

■撮影用に作成した支払票をイメージとして使用しています。本物ではありません。

収納代行は、コンビニ決済を中心に代金の回収を代行してくれるサービスです。混合されやすいサービスに決済代行がありますが、対応している決済手段などが異なります。自社に適したサービスを提供してくれる代行業者に依頼することで、ビジネスの効率化と顧客満足度の向上が期待できるでしょう。

代行業者選びにお悩みの方は、導入実績が豊富なリコーリースにご相談ください。お客様の事業内容や請求頻度をお伺いした上で、最適なお見積もりを作成いたします。