【習い事教室】キャッシュレス決済で月謝集金を効率化!メリットや導入方法を解説
2025.09.11
2025.09.11
習い事教室の月謝集金業務を負担に感じている方も多いのではないでしょうか。
従来の月謝袋を使用した集金では、未払いや現金管理のリスク、経理業務の煩雑さが課題でした。また、全国的なキャッシュレス決済の普及により、現金を持たないという方も増えています。それに伴い、最近では習い事教室でも、キャッシュレス決済の導入が急速に進んでいるのです。
この記事では、習い事教室におけるキャッシュレス決済のメリットから具体的な導入方法まで、現場の悩みを解決する情報を詳しく解説していきます。月謝の集金業務を効率化したいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
習い事教室の月謝集金における現状と課題
キャッシュレス化が急速に進む現代、習い事教室の運営においても、時代に即した決済方法の導入が求められています。
まずは、キャッシュレス決済の導入を検討している方へ向けて、現金集金の問題点やキャッシュレス決済の普及率など、習い事教室の月謝集金における現状と課題について解説します。
従来の集金方法とそのデメリット
習い事教室で長年続けられてきた月謝集金の方法には、主に現金手渡しと銀行振り込みがあります。現金手渡しでは、レッスン時に直接お金のやりとりをするため、すぐに現金が手元に入るというメリットがありますが、同時に多くの課題も抱えています。
まず最も大きな問題は、未払いや支払い忘れのリスクです。生徒が現金を持参し忘れたり、保護者が子どもに託した月謝が紛失したりすることも珍しくありません。また教室側も集金後の現金管理に手間がかかり、紛失や盗難のリスクも伴います。
銀行振り込みの場合は、入金確認作業が必要なことに加え、振込手数料が生徒側の負担になることも。さらに両方の方法において、入金状況の管理や経理処理に時間を取られ、本来のレッスンや指導に集中できない状況を生み出しています。
キャッシュレス決済の普及率と社会的背景
日本では近年、キャッシュレス決済の普及が急速に進んでいます。経済産業省の発表によると、2024年のキャッシュレス決済比率は42.8%で、政府目標である4割を達成する結果でした。
この普及拡大の背景には、政府によるキャッシュレス化の推進に加え、コロナ禍での非接触ニーズの高まりやEC需要増加などが影響しているといわれています。
習い事教室においても、こうした社会的変化を受けてキャッシュレス対応が求められています。保護者世代のデジタル化が進み、日常生活でもキャッシュレス決済を使用する機会が増えているため、教室運営においても時代に即した決済方法の導入が競争力向上につながるでしょう。
習い事教室で利用できるキャッシュレス決済の種類
習い事教室で利用できるキャッシュレス決済には、以下のような種類があります。
- クレジットカード決済
- スマホ決済(非接触型IC決済、バーコード決済、QRコード決済)
- 口座振替
- コンビニ決済
- 電子マネー
それぞれ特徴が異なるため、導入を検討する際は、教室の年齢層やニーズ、受講者数なども考慮しましょう。
集金方法の選び方を詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
習い事教室でキャッシュレス決済を導入するメリットとは?
キャッシュレス決済の導入は、習い事教室の運営において、集金業務の効率化、経理処理の簡素化、保護者の満足度向上など、多くのメリットをもたらします。
ここでは、キャッシュレス決済導入による具体的なメリットを3つの観点から詳しく解説します。
集金業務の効率化
キャッシュレス決済の導入により、これまで手間がかかっていた現金の受け渡しや、入金確認、釣り銭の準備などが不要になります。
加えて、キャッシュレス決済の自動引き落とし機能や、導入による支払いの利便性の向上により、未払い率や滞納リスクの軽減が期待でき、督促業務も減少するでしょう。
また、現金管理に伴う紛失や盗難のリスクも排除できるため、セキュリティ面でも安心です。
経理処理の簡素化
キャッシュレス決済の導入は、習い事教室の経理処理を大幅に簡素化します。まず、入金記録が自動化されるため、手作業での記帳作業から解放されます。銀行口座やカード会社から提供される利用明細データを直接取り込むことで、入力ミスや転記ミスも防止可能です。
さらに、キャッシュレス決済サービスと会計ソフトを連携すれば、月謝の入金情報が自動的に会計データとして反映されるため、二重入力の手間が省け、正確な会計処理が実現します。
加えて、現金取引では領収書の管理や仕分けに時間がかかりますが、キャッシュレス決済ではデータとして記録が残るため、確定申告などの書類作成も容易になるでしょう。
結果として、習い事教室では経理業務に費やす時間を大幅に削減でき、本来の指導や教室運営に集中できるようになります。
保護者の満足度向上
キャッシュレス決済導入の大きなメリットは、生徒や保護者の利便性向上にもあります。「24時間いつでも支払い可能」という点は特に重要です。仕事や家事で忙しい方にとって、銀行などの営業時間に縛られず、好きなタイミングで支払いができる環境は大きな魅力です。
さらに、自動引き落としによる「支払い忘れ防止」は、生徒や保護者の心理的負担を軽減します。「今月はまだ払っていなかったかも」という不安から解放されれば、安心してレッスンを受けられるようになるでしょう。
こうした生徒・保護者へのメリットは、そのまま教室の競争力アップにつながる要素です。キャッシュレス対応は、現代的で信頼できる教室というイメージを与え、新規生徒の獲得効果も期待できます。
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習い事教室でキャッシュレス決済を導入する際の注意点
キャッシュレス決済の導入は多くのメリットがありますが、いくつかの重要な注意点も押さえておく必要があります。
まず気をつけたいのが資金繰りへの影響です。キャッシュレス決済は現金集金と比較して、売上金の入金までにタイムラグが生じることがあります。決済サービスによっては数日から1ヶ月程度かかるため、その期間の運転資金を確保しておきましょう。
また、生徒の決済情報や個人情報を取り扱うため、十分なセキュリティ対策と適切な管理が不可欠です。
さらに、生徒・保護者の中にはキャッシュレス決済に不慣れな方もいます。全ての方が対応できるよう、複数の支払い方法を用意しておくことも大切です。
習い事教室にキャッシュレスを導入する際は、これらの注意点を踏まえた上で、教室の規模や生徒層に合った決済方法を選ぶことが成功の鍵となります。
習い事教室の集金に適したキャッシュレス決済の選び方
習い事教室のキャッシュレス決済導入では、教室の規模や生徒層に合った決済方法を選択することが大切です。ここでは、選定時に考慮すべき3つの重要なポイントを紹介します。
生徒のニーズや属性に合わせる
キャッシュレス決済を習い事教室に導入する際は、生徒の年齢層や保護者の特性に合わせた選択が重要です。例えば、クレジットカード決済は年齢制限があるため、高齢者や未成年が多い教室では適さない場合があります。
まず、教室の生徒属性(年齢、性別、職業など)を分析し、10代や60代以上が多い場合は口座振替やコンビニ決済、働く世代が多い場合は時間を問わず支払いができるコンビニ決済やスマホ決済がおすすめです。
導入・運用コストを比較する
導入時は、コスト面の比較検討が重要です。キャッシュレス決済は、代行業者を通して導入するのが一般的であり、その際「初期費用」「月額基本料」「振替手数料(請求手数料)」などの費用が発生します。
- 初期費用:システム構築など導入にかかる費用で、初回のみ発生
- 月額基本料:サービスを利用している間は毎月固定で支払う利用料
- 振替手数料(請求手数料):請求1件ごとに発生する費用。決済手数料と呼ばれることもある
利用するキャッシュレス決済の種類や、代行業者によって料金設定が異なるため、実際の生徒数や請求頻度も含めて見積もりを依頼し、トータルコストを比較検討しましょう。小規模教室なら、初期費用や月額基本料金が無料のサービスがおすすめです。
利用条件やサポート内容を確認する
キャッシュレス決済では、導入に際して利用条件を設けている代行業者も存在します。導入前に「少人数でも利用可能か」「個人事業主でも契約できるか」を必ず確認しましょう。
導入後のサポート体制も選定の重要なポイントです。特に、キャッシュレス決済を初めて導入する習い事教室では、トラブル発生時に迅速に対応してもらえるかどうかが運用の成否を左右します。電話サポートの有無や対応時間、チャットサポートの質などを事前に調査しておくことをおすすめします。
習い事教室におすすめの集金代行サービス「リコーリース」!
キャッシュレス決済の導入により、習い事教室の集金業務効率化と生徒・保護者の利便性向上を目指すなら、ぜひリコーリースへお任せください。以下では、リコーリース「集金代行サービス」の具体的な特徴を詳しく紹介します。
複数の決済手段に対応
リコーリースの集金代行サービスでは、口座振替とコンビニ決済を提供しています。また、コンビニ決済を契約された場合、無料オプションとしてスマホ決済も利用可能です。
特に口座振替は、全国ほぼ全ての金融機関に対応しており、都市銀行や地方銀行だけでなく、ゆうちょ銀行やネット銀行なども利用できます。保護者は自分の使いやすい口座を選べるため、導入がスムーズです。
コンビニ決済では、コンビニ店頭を含め全国66,000店舗以上の窓口で支払いが可能になり、無料オプションのスマホ決済を利用すると場所を選ばずスマホアプリで支払いができます。これにより保護者の利便性が向上し、支払い忘れも減少するでしょう。
専用Webサイトで集金業務の一元管理が実現し、教室運営者の負担が大幅に軽減されます。さらに、保護者それぞれの好みや生活スタイルに合わせた支払い方法を選択できるため、サービス向上にもつながります。
初期費用0円でコストパフォーマンスが良い
習い事教室でキャッシュレス決済を導入する際、コスト面の不安を持つ方も多いでしょう。しかしリコーリースの集金代行サービスなら、初期費用0円で気軽に導入できます。専用Webサイトも無償提供されるため、システム導入のための初期投資は一切不要です。
さらに注目すべきは、請求がない月は基本利用料も発生しないという柔軟な料金体系です。例えば、長期休暇で集金がない月や、年に数回だけ集金する特別講座などでも、無駄なコストがかかりません。
サービス導入を検討する際、事業内容や回収状況についてのヒアリングを基に、最適なプランを提案してもらえます。専門スタッフが教室の状況に合わせた見積もりを作成しているため、まずはお気軽にお問い合わせください。
請求件数に縛りがなくサポートも充実
リコーリースの集金代行サービスは、請求件数に最低ラインがなく、請求1件からでも導入可能なため、習い事教室の規模を問わず活用できるのが大きな特徴です。安価な手数料設定と支払いの柔軟さは、個人運営の教室や小規模教室にとって大きなメリットとなるでしょう。
導入後のサポート体制も万全です。専用フリーダイヤルが完備されており、操作方法でわからないことがあれば、いつでも相談できます。
まとめ
習い事教室の月謝集金における現金手渡しや銀行振り込みといった従来の集金方法は、未払いリスクや管理の煩雑さなどが課題でした。キャッシュレス決済を導入することで、集金業務の効率化、経理処理の簡素化、そして保護者の満足度向上といった多くのメリットが得られます。
キャッシュレス決済を導入する際は、生徒層のニーズや属性、導入・運用コスト、利用条件やサポート内容を比較検討することが重要です。
「初期費用を抑えて導入したい」「サポートが充実した業者がよい」という方は、ぜひリコーリースにご相談ください。初期費用0円で費用対効果が高く、個人事業主でも利用可能なため、初めてキャッシュレス決済を導入する習い事教室におすすめです。
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【監修】尾﨑 宗則 リコーリース株式会社 BPO本部長
1999年リコーリース株式会社に入社。
情報システム部や事業統括部門、営業部門の支社長、子会社(テクノレント社)の営業統括本部長など、重要なポストを歴任した後、2025年4月~決済サービスを管轄するBPO本部長に就任。
数々の商品企画やシステム開発に携わり、豊富な経験と実績・幅広い分野の知識を有するゼネラリスト。