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振込確認の基本フローと効率化のポイント!4つの手順で入金チェックを簡単に

2025.02.11

2025.02.11

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銀行振込の入金確認は事業経営において重要ですが、手間も時間もかかる業務です。入金の見落としや、消込作業でのミスなど、入金確認のフローに悩みを抱えている事業者も多いのではないでしょうか。

この記事では、銀行振込の入金確認の基本フローを解説するとともに、よくあるミスと対策や効率化のためのポイントを紹介します。入金確認業務の負担を軽減し、正確性を向上させる方法を一緒に探っていきましょう。

振込の入金確認の基本フローとは?

STEP1からSTEP4までを示すステッカーを眺めるビジネスパーソン達のミニチュア

振込があったときの確認業務の基本的な流れは以下の通りです。

  • 入金確認
  • 入金確認メールの送信
  • 未入金時の督促
  • 消込作業

ここでは、それぞれのステップの詳細を解説します。事前に基本フローを知っておくことで、振込確認業務がよりスムーズに行えるでしょう。

入金確認:取引先からの振込を確実にチェック

取引先からの入金をチェックする入金確認は、事業の財務管理において重要な業務です。この作業では、銀行口座の入金状況を確認し、請求書の内容と照合します。具体的には、入金額、振込名義、入金日を精査し、不一致がないかチェックしましょう。

特に注意が必要なのは、振込手数料の負担や複数案件の一括入金などのケースです。これらの確認を怠ると、売掛金の管理に支障をきたす恐れがあります。人為的ミスが起こりやすい業務のため、迅速かつ確実性が求められる業務です。

入金確認メールの送信:スムーズな取引継続のために

入金が確認できたら、取引先へ入金確認メールを送信します。このメールは、単なる事務連絡以上の意味を持つものです。迅速な入金確認メールは、取引の円滑な進行を示し、取引先との信頼関係構築に貢献します。

メール作成時は、「指定口座への入金を確認した」「入金額に間違いはない」といった内容を明確に伝えることで、取引先に安心感を与えられます。その他、入金金額や、取引の今後の予定、領収書についてなども記載するとよいでしょう。最後に、取引に関しての感謝の言葉やあいさつを添えることで、気持ちがよい取引ができます。

督促:未入金時の適切な対応

入金が確認できない場合、まずは自社側の不備がないか確認しましょう。請求書の送付忘れや入金期日の誤りなどを点検します。問題がなければ、メールでの督促から始めるのが一般的です。

メールは証拠が残るため、最初の督促手段として適切です。支払い期日から数日待って送付し、丁寧な文面で状況確認と入金を促します。メールで反応がない場合は電話で直接確認しましょう。それでも入金がない場合、督促状を発行します。

督促状は内容証明郵便で送付することで、後々の言い逃れを防ぐことができます。督促の際は、高圧的な態度を避け、取引関係への配慮を忘れないようにしましょう。

消込作業:正確な会計処理のために

入金確認後は、消込作業を行います。入金消込とは、取引先からの入金を確認し、売掛金として計上されているデータを消去する作業です。この処理を適切に行わないと、売掛金の二重計上や取引先への誤った督促など、深刻な問題につながる恐れがあります。

消込作業では、入金額と請求額の一致、振込手数料の有無、複数案件の合算などに注意が必要です。正確な入金消込は、財務健全性を維持する上で極めて重要な業務ですが、取引件数に比例して業務に必要な時間や人為的ミスのリスクも増えるため、効率化とともにヒューマンエラーへの対策も重要といえます。

振込の入金確認で発生しやすいミスと対策

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振込の入金確認作業では、発生しやすいミスがいくつかあります。これらのミスは、業務効率の低下や取引先とのトラブルにつながる恐れがあるため、適切な対策が不可欠です。

ここでは、入金確認時に起こりやすい3つの主要なミスとその対策について詳しく解説します。事前に起こり得るミスを理解し、正確かつ効率的な確認作業を実現しましょう。

請求額と入金額が異なる

入金確認をしていると、請求額と入金額が一致しないことがあります。このようなミスが発生する原因は、「金額を間違えて請求書を発行してしまった」「入金金額の転記ミスがあった」「支払い者が振込金額を間違って入力した」などさまざまです。

金額にズレが生じている場合は、原因を突き止めるため、最初に自社側のミスがないかを確認します。取引先の入金ミスなどであれば、迅速に連絡して対応を依頼しましょう。

取引先側のミスを防ぐのは難しいですが、銀行のオンラインシステムを利用し、入金データをCSVファイルでダウンロードすることで、手作業による転記ミスを減らせます。請求書については、複数人でダブルチェックを行ったり、請求書発行をサポートするシステムを導入したりすることで、発行や送付ミスを低減できるでしょう。

振込名義人と請求名義が一致しない

振込名義人と請求名義の不一致は、入金確認作業で頻繁に発生する問題です。振込名義人はカタカナ表記であるため、取引先を一目で判別することが難しく、類似した名義や同姓同名の取引先と混同するリスクがあります。

名義の不一致や判別ミスをなくすには、取引先ごとに固有の識別番号を設定し、振込時に記載してもらうなどの工夫も効果的です。

消込作業でのヒューマンエラー

消込作業を手動で行う場合、ヒューマンエラーのリスクが高まります。例えば、データの入力ミスや見落とし、二重入力などが発生しやすく、これらのミスは後々の修正作業や取引先とのトラブルにつながる恐れがあります。特に、取引件数が多い場合や複雑な入金パターンがある場合は、エラーのリスクがさらに高まるでしょう。

対策としては、入金管理業務をサポートするシステムの導入が効果的です。これにより人為的ミスを大幅に削減し、作業効率を向上できます。また、ダブルチェック体制の構築や、定期的な研修による担当者のスキルアップも重要です。さらに、取引先との情報共有を密にし、入金情報の正確性を高めることも、消込作業の精度向上につながります。

入金確認業務を効率化する方法

3枚の請求書の上に置かれた紙幣と硬貨

振込確認業務の効率化は、多くの事業者にとって重要な課題です。ここでは、銀行APIの活用、自動照合システムの導入、集金代行サービスの利用という3つの効果的な方法を紹介します。各方法の特徴や導入のポイントを詳しく解説していきますので、自社に最適な効率化戦略を見つけるヒントにしてみてください。

銀行APIの活用:リアルタイム入金確認の実現

銀行APIの活用により、インターネット経由で取引口座の照会や取引情報の自動取得が可能になり、振込確認作業を大幅に効率化できます。従来の手動確認では時間がかかり、人為的ミスのリスクも高かったのですが、APIを導入すればリアルタイムでの入金確認が可能です。

ただし、銀行APIを利用するには、対応した銀行との契約や電子決済等代行業者ライセンスの取得が必要となるため、銀行APIサービスを提供している代行業者に依頼するのが一般的です。

自動照合システムの導入:人的ミスの削減

自動照合システムは、入金データと請求データを自動的に突き合わせることで、人的ミスを大幅に削減します。これにより、担当者は単純作業から解放され、より付加価値の高い業務に集中できるようになります。

システム選定の際は、既存のシステムとの連携性を重視しましょう。イレギュラーな入金を検知し、一覧として抽出できる機能を持つシステムを選ぶのもおすすめです。ただし、入金確認は定型化が難しい業務であり、目視によるチェックや手作業が完全にゼロになることはない点は理解しておきましょう。

集金代行サービスの利用:業務負担の大幅軽減

集金代行サービスとは、代行業者が口座振替やコンビニ決済といった手段を用いて、利用者から代わりに代金を回収し、まとめて事業者の口座に入金してくれるサービスです。

このサービスを利用することで、回収業務の手間が削減できるだけでなく、入金確認や消込作業の負担も軽減できます。また、請求書の発行から送付までを代行してくれる業者も存在します。

集金代行サービスの主なメリットは、回収率の向上、キャッシュフローの改善、業務効率の上昇などです。口座振替やコンビニ決済といった多様な支払い方法を提供することで、利用者の利便性が高まり、結果として回収率が向上します。さらに、専用システムを用いて入金管理を行うため、ヒューマンエラーのリスク軽減も期待できるでしょう。

導入を検討する際は、自社のニーズに合ったサービスを提供してくれる代行業者を選択することが重要です。

入金確認でお悩みならリコーリースへご相談ください!

入金確認の業務負担でお悩みの方は、ぜひリコーリースの集金代行サービスをご利用ください。このサービスでは、「口座振替」と「コンビニ決済」の2タイプをご用意しており、20,000社以上の導入実績があります。

導入後は、専用Webサイト「コレクト!」を通じて、請求データの作成から回収結果の照会まで、全ての作業をオンラインで完結できます。これにより、入金確認作業の時間を大幅に削減可能です。

また、口座振替とコンビニ決済のオプションサービスとして、請求書発行代行サービスもご利用いただけます。専用Webサイトで作成した請求データをワンクリックするだけで発行指示が行え、印刷、封入、封緘、発送までが完了する便利なサービスです。1件から利用可能で、原則依頼の翌営業日には発送されます。

サービス:請求書発行代行サービス

さらに、初期費用が無料で、使用しない月は基本料金も0円のため、コストパフォーマンスにも優れています。請求件数の制限もなく、1件から利用可能なため、小規模事業者でも気軽に導入できるでしょう。

事業者様の請求状況を丁寧にヒアリングしたのち、最適なプランをご提案いたします。入金確認のフローにお悩みの方、請求・回収業務の効率化にお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

サービス:集金代行サービス

まとめ

資料を持ってオフィスで笑顔を浮かべる女性

振込の入金確認は、取引の重要なプロセスですが、同時に負担の大きな業務でもあります。入金確認時には、請求額と入金額の相違や、振込名義人と請求名義の不一致、消込作業でのヒューマンエラーといったさまざまなミスが起こるリスクがあるため、注意が必要です。事前に起こり得るミスを理解し、正確かつ効率的な確認作業を実現しましょう。

入金確認の効率化におすすめなのが、集金代行サービスの利用です。リコーリースの集金代行サービスは、多様な業種で20,000社以上の導入実績があります。フリーダイヤルを完備し、専門スタッフが導入前から導入後まで丁寧にサポートするため、初めての方も安心してご利用いただけます。まずはご相談から、お気軽にお問い合わせください。