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口座振替のビジネスモデル・仕組みについて徹底解説!口座振替を理解しよう

公開日:2020.08.21

口座振替のビジネスモデル・仕組みについて徹底解説!口座振替を理解しよう

こんにちは。リコーリース集金代行サービスライターチームです。

クレジットカード決済やコンビニ決済など様々な決済方法がありますが、中でも便利な決済手段として知られているのが口座振替です。毎月の定期サービスなど様々な業種で利用されていますが、口座振替のビジネスモデルや仕組みについてはよく知らないという方も多いでしょう。今回はそういう方に向けて、口座振替に関して仕組みやビジネスモデルの面から徹底解説していきます。

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1、口座振替とは

口座振替は決済手段の1つで、銀行口座から利用料金を自動引き落としするものです。お客様が銀行口座を指定して、口座振替依頼書を記入するなどの準備をしておけば、後は毎月自動的に利用料金を支払うことができます。公共料金や月額の会費、授業料など定期的な支払いがあるサービスの決済手段として導入されることが多いです。決まった振替日に自動的に決済ができるため、代金回収を効率化できる、利用者の支払い忘れの防止にも効果的などのメリットがあります。

ただし、口座振替を利用するためには一定の手数料が発生するため注意が必要です。手数料の金額や料金の名目は代行業者によって異なります。各決済代行業者の手数料を比較しながら、どこに依頼するか慎重に検討すると良いでしょう。

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2、口座振替の利用手続き

お客様が決済手段として口座振替を利用する場合、紙の「口座振替依頼書」を使って申し込みをするか、WEB上で手続するか2つの方法を選択できる業者もあります。口座振替依頼書は、その名の通り口座振替を申し込むための書面で、必要事項を書き込み事業者様へ郵送します。口座振替を提供している代行業者や銀行に対しては、事業者様から口座振替依頼書を送付することになります。もし、口座振替依頼書に何か不備があった場合は、口座振替の利用を開始することができません。お客様が依頼書を修正する必要があります。 

従来は口座振替依頼書を通して申し込みを行うのが一般的でしたが、WEB上から口座振替の申請手続きをするケースも多くなっています。これはお客様がWEB上から申し込みを行う方法で、専用のページから必要事項を登録すれば、その場で受付が完了します。手続きがオンライン上で完結するということで、従来の方法に比べて振替開始までの時間が大幅に短縮されます。また、WEB上からの申請手続きであれば、事業者様は依頼書を発送したり回収したりする手間がなくなります。記入漏れなどがあった場合の対応も楽になるため、業務を効率化したい時に最適な手続き方法です。 

3、口座振替を導入するメリット

様々な業種に利用されている口座振替ですが、事業者様にはどのような利点があるのでしょうか。ここからは、口座振替を導入するとどのようなメリットがあるのか詳しく紹介していきます。

代金未収リスクの軽減

口座振込も決済手段として利用されることが多いですが、お客様が振込先を間違えてしまう、ついつい振込するのを忘れてしまうといった人為的ミスが発生してしまうケースもあります。また、振込額を間違えてしまった場合、差分を返金したり請求したりしなければなりません。手数料も発生してしまうため、無駄なコストがかかってしまいます。こういった無駄なコストや手間をかけずに代金回収できるのが口座振替です。口座振替ならお客様が手続を行わなくても、毎月自動的に処理が行われるため安定して代金を回収することができます。人為的ミスによる代金未納リスクを軽減できるのは、口座振替の大きなメリットになるでしょう。ただし、口座振替であっても口座の残高が不足していると自動引き落としが行われないため注意してください。

利用継続率の向上

お客様の中には商品には満足していても、支払い手続きの面倒さから定期サービスの利用を辞めてしまう人もいます。定期サービスは定期的に支払いを行わなければならないため、毎回の支払い手続を面倒に感じたり、少しでも出費を減らすことはできないかと考えたりする人は多いです。利用しやすい決済手段が用意されていないと、それだけで利用継続率が下がってしまう可能性があるので注意しなければなりません。

毎回の支払いが自動引き落としになる口座振替を導入すれば、お客様も手間をかけずに継続的に支払いがしやすくなります。自動引き落としによるスムーズな代金回収はお客様の負担も少なくなり、サービスの継続的な利用につなげることができます。口座振替は、お客様の利用継続率を上げたいと考えている事業者様にも大きなメリットがある決済手段です。

集金業務の労力及びコストの削減

お客様が口座振込で代金の支払いをした場合、事業者様は払込票を発行し送付しなければなりません。また、入金確認や入金額の付け合せなど手間がかかってしまいます。こういった集金業務にかかる労力やコストを削減したいと考えている事業者様も多いでしょう。口座振替なら、集金業務の労力やコストを簡単に削減することができます。毎月自動引き落としで料金が支払われる口座振替なら、入金確認などの手間はかかりません。

それだけではなく、代金未収に関わるリスクを減らすことができるため、支払い催促にかかる人件費を削減することもできるでしょう。さらに、口座振込みは入金時期が把握しにくいというデメリットもあります。いつ支払うかはお客様次第になるため、資金回収のめどが立ちにくく管理が難しくなります。口座振替なら毎月決まったタイミングで料金が引き落とされるため、入金時期がはっきりと分かり資金管理がしやすくなるでしょう。

多様な利用者に対応

多様な利用者に対応しやすくなるのも口座振替のメリットの1つです。クレジットカードを決済手段として利用している業種は多いですが、クレジットカードのみに対応している場合、クレジットカードを持っていないお客様は利用できなくなります。用意している決済手段によっては、商品を購入する意欲があるユーザーを逃してしまう可能性があるのです。また、お客様の中にはクレジットカードを使うことに不安を持っている人も多くいます。そういう人はクレジットカードを持っていない、もしくは持っていても他の決済手段を利用することが多いです。

口座振替なら銀行口座を持っていれば利用できるため、クレジットカード決済に不安がある方も安心して、サービスや商品を購入することができるでしょう。口座振替は様々な口座に対応しています。全国の信用金庫や都市銀行はもちろん、ネットバンキングやゆうちょ銀行など様々な銀行の口座から引き落とし可能です。多くの人が銀行の口座を持っているため、口座振替を決済手段として用意しておけば、幅広いお客様に利用を検討してもらえるでしょう。

4、口座振替導入の注意点

口座振替を導入する時に注意しなければならないのが領収書の取り扱いです。お客様は預金通帳の記帳で支払いを確認する形になります。請求額が毎月変わる場合は、明細書だけでなく領収書も発行しておいたほうが良いでしょう。
また口座振替の導入にあたっては、口座振替依頼書の提出が必要となります。お客様と事業者様で口座振替依頼書のやり取りする作業を想定して、サービスの導入を検討する必要があります。

5、口座振替のビジネスモデル・仕組み

口座振替を決済手段として利用する場合、まずお客様がサービスや商品を購入する契約をします。事業者様は契約時にお客様の顧客データや請求データを入手します。その後、お客様から口座振替依頼書を取得し、決済代行業者に送付します。口座振替依頼書に不備がなければ、お客様の請求データを決済代行業者が提供するシステムに入力することで、お客様が指定した口座から代金を自動引き落としすることができます。自動引き落としされた代金は、直接事業者様に入金されるのではなく、決済代行事業者を通じて入金するというのが、口座振替の基本的な仕組みです。

6、口座振替サービスを導入する方法

様々なメリットがある口座振替ですが、どのような方法で口座振替サービスを導入すれば良いのでしょうか。口座振替サービスを導入する方法はいくつかありますが、中でも便利なのが決済代行会社を通じて導入する方法です。ここからは決済代行会社を通じて口座振替サービスを導入する具体的な方法について詳しく解説していきます。

決済代行業者を選定する

決済代行業者は複数の金融機関と提携しているため、口座振替サービスの代行を依頼すれば、手続を一元化することができます。いくつの金融機関と提携しているかは決済代行業者によって変わります。お客様の利便性を高めるためには、少しでも多くの金融機関と提携している決済代行業者を選ぶことがポイントです。様々な金融機関の口座振替に対応することで、お客様が支払いしやすい環境を整えることができるため、より多くの人にサービスを利用してもらえるようになるでしょう。

口座振替サービスを利用するには、手数料やシステムの導入費用がかかりますが、決済代行業者によってコストは大きく変わります。様々な業者のプラン内容や料金を比較しながら、自社に合った決済代行業者を選ぶようにしましょう。

口座振替の登録手続きをする

口座振替サービスの導入にあたっては、事前に口座振替の登録手続きをする必要があります。これはお客様に口座振替依頼書を送付し、必要事項を記入、捺印してもらい事業者様へ郵送する必要があります。ネット環境がない方、パソコンの扱いに慣れていない方には便利な手続き方法ですが、口座振替依頼書を郵送する必要があるため、その期間を含めると金融機関の手続きが完了するまでに1~2ヶ月程度はかかってしまいます。

また、万が一口座振替依頼書に不備があった場合、さらに時間がかかってしまう点にも注意が必要です。不備があると手続きが完了できないため、送られてきた口座振替依頼書を事業者様がお客様に返送し、再度記入、捺印してもらわなければなりません。書類の返送に時間がかかるだけでなく、事務処理の負担も重くなってしまうデメリットはあります。

口座振替システムを利用する

お客様の口座振替の登録が完了したら、後は各代行事業者が提供する専用のWEBシステムから、請求金額などを入力して請求をかけます。指定の期日までに請求を掛けると、後は振替日にお客様の口座から自動で引き落としがされていきます。回収結果は、専用のWEBシステムから確認できます。お客様への請求金額から、各種手数料と相殺された金額が、事業者様へ入金されます。

便利な決済代行業者利用して口座振替の導入を進めよう

口座振替は、対応可能なユーザー層を増やすことができる、集金業務の労力やコストを削減できるなど、様々なメリットがある決済手段です。自社の状況を踏まえてサービスを導入すれば、事業者様にもお客様にも様々なメリットをもたらしてくれます。自社に合った決済代行業者に依頼し、口座振替の導入をしましょう。

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