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コンビニ決済の導入で何が変わる?検討するなら最低限知っておくべきこと

公開日:2021.07.28

コンビニ決済の導入で何が変わる?検討するなら最低限知っておくべきこと

こんにちは。リコーリース集金代行サービスライターチームです。

商品の代金やサービス料金の集金方法にはいくつかありますが、メリットの多い集金方法として注目を集めているのがコンビニ決済です。このコンビニ決済を導入すべきかどうか迷っている事業者様や経営者の方もいるのではないでしょうか。この記事ではコンビニ決済を検討する際の参考になるよう、最低限知っておきたいポイントについてご紹介します。

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1.コンビニ決済とはどのような決済方法?

コンビニ決済とは、全国のコンビニエンスストアで商品の代金やサービス料金を現金で支払う決済方法のことです。お金を支払うのは各コンビニのレジであり、銀行に出向く必要がありません。コンビニ決済には「払込票方式」と「払込用番号方式(ペーパーレス方式)」の2種類があります。払込票には金額やバーコードが印刷されており、公共料金などの支払いと同じ要領で支払えます。対する払込用番号も事業主が発行しますが、紙には印刷されません。メールなどでお客様に送付します。受け取った番号をお客様がコンビニのマルチメディア端末機に入力すると受付票が発行されます。

その受付票をレジに持っていき、対面で支払うのが払込用番号方式の特徴です。コンビニ決済には前払い方式と後払い方式があります。商品やサービスを受ける前に支払いを済ませるのが前払い方式で、受けた後から支払うのが後払い方式です。前払い方式には未回収リスクを減らす効果が見込めます。コンビニ決済は希望するお客様が多い決済方法であり、導入することでさまざまなメリットを受けることができます。

2.コンビニ決済を導入するメリットは?

新たなシステムの導入を検討する時、一番大切なのは導入によるメリットです。ここではコンビニ決済のメリットについて詳しく解説します。コンビニ決済には「お客様にとってのメリット」と「事業主にとってのメリット」の2つのメリットがあるので、しっかりとつかんでおきましょう。

お客様にとってのメリット

お客様にとっての主なメリットとしては、次の3つが挙げられます。これらのメリットにより、顧客満足度の向上が期待できます。

幅広い年齢層にとって利便性がよい

コンビニ決済は、幅広い年齢層にとって大変利便性の良い決済方法です。払込票方式のコンビニ決済なら、銀行口座やクレジットカードがなくても支払いが可能です。そのため自分の銀行口座やクレジットカードを持っていない若者でも支払うことができます。また消費者の中にはクレジットカードの所持に不安感を持つ人もいますが、そういった人々もコンビニ決済なら気兼ねなく支払えます。インターネット機器を利用した決済方法は便利ですが、パソコンやモバイル端末に慣れていない高齢者にとっては操作が難しい場合があります。その点コンビニ決済なら、店員と対面で支払えるので安心です。

決済方法の中には銀行窓口で支払うというものもありますが、銀行の営業時間内でないと利用できません。24時間365日営業しているコンビニなら、仕事や学校があるためなかなか銀行に行けない人でも問題なく支払えます。このように若者から働き盛りの社会人、そして高齢者まで、あらゆる年代の人の利便性を兼ね備えているのがコンビニ決済の特徴です。

身近な店舗で自由な時間に入金できる

支払う場所と時間の選択肢が豊富なのもまた、コンビニ決済のメリットです。コンビニエンスストアは全国で、5万店以上あるとされています。地域によっては偏りがある場合もありますが、身近な存在となっているのは確かです。学校近辺やビジネス街に店を構えているコンビニも多く、通勤・通学の途中に都合のよい店舗を選んで支払うことが可能です。また、24時間365日営業の店舗が少なくないため、買い物や用事のついでなど都合のよい時間に立ち寄って支払えます。観光地周辺のコンビニを利用すれば、レジャーや観光の合間に支払うこともできます。

仕事や学業、ライフスタイルにより活動する時間帯や活動範囲は人それぞれです。銀行に行きたくても営業時間内では不可能だという人や、活動範囲内に銀行が少ないという人もいることでしょう。そういった場合でも、コンビニさえあれば支払えるのがコンビニ決済です。またこれが、コンビニ決済方法を希望する人が多い要因でもあります。

手数料の負担感が小さい

手数料の負担感が小さいのも、無視できないメリットです。コンビニ決済の手数料には、事業主などが負担するタイプと、購入者が負担するタイプの2種類があります。どのタイプを選ぶのかは事業者によって異なりますが、事業者が手数料を負担するというサイトが多くなってきています。その場合はもちろん購入者側には手数料が発生しません。また、購入者側が負担するとしても、200円前後であることがほとんどです。

銀行によっては、他銀行への振込手数用が500円を超えることもあります。銀行振り込みの手数料と比較すると、負担感はかなり小さいと言えるでしょう。

事業者にとってのメリット

コンビニ決済には事業主にとって魅力的なメリットが複数存在します。代表的なものとして挙げられるのは次の3つです。

売り上げ向上につながりやすい

コンビニ決済はインターネット通販などの利用者の、実に4割が希望する決済方法であるという調査結果があります。そのデータによると、クレジットカード決済の次に多いのがコンビニ決済です。希望する決済方法が用意されていない場合、商品の購入やサービスを諦め、違う店舗などに移動するという例は少なくありません。支払いが面倒なところよりも、楽に支払える店舗を利用した方がよいと考える人が多いからです。購入者や利用者にとって利便性の高い決済方法が多く用意されていればいるほど、その店舗が選ばれる確率がアップします。コンビニ決済は利便性のよい決済方法であり、顧客の流出を防ぐ効果が期待できます。

また、コンビニ決済の導入には「カゴ落ち」を防止する効果も望めます。カゴ落ちとは、カートに商品を入れたにもかかわらず、そのまま結局購入されなかったことを指すことばです。カゴ落ちの原因として挙げられるのが、支払い方法が少ないというものです。コンビニ決済を導入することにより、支払い方法が増えるのでカゴ落ちをある程度減らせます。このようにコンビニ決済の導入には顧客の流出とカゴ落ちを減らす効果が見込めるため、売上向上につながります。

お客様の属性を広げられる

コンビニ決済は前述のように、銀行口座やクレジットカードを持たない若者でも利用できます。また払込票をレジに出せば決済できるので、モバイル端末などの操作が苦手な高齢者でも気軽に利用可能です。幅広い年齢層にとって支払いやすいのがコンビニ決済の特徴であり、導入することによりお客様の属性を広げられるのがメリットです。またコンビニは24時間365日営業の店舗が多いので、いつでも支払いができます。普段コンビニを利用している人はもちろん、あまり利用する機会のない人にとっても、時間の制約を受けないで支払い可能です。

自由度が高いので顧客満足度の向上が望めますし、銀行振込やクレジットカード決済時よりも購入層を拡大することが可能です。

入金の管理がしやすい

コンビニ決済には、入金の管理がしやすいというメリットもあります。銀行振り込みの場合、どのタイミングで入金されるのかは不明です。そのため入金があったかどうかは実際に銀行に出向いて記帳し、確認しなければなりません。その時点で入金されていればまだよいのですが、入金されていないときには再度出直すことになります。結果的に何度も往復することになるので、手間と時間がかかります。一方コンビニ決済は、入金の有無を決済代行会社のWebサイトなどでチェックできるので確認が容易です。また回収された代金は、決まった日にまとめて振り込まれるので管理が楽です。

入金の確認がしやすいということにより、スピード感を持った商品の発送が可能となります。コンビニ決済はお客さまへのスピーディーな対応を取ることも可能なため、顧客満足度の向上につながることでしょう。

3.2種類のコンビニ決済

冒頭でも触れたように、コンビニ決済には「払込票方式」と「ペーパーレス方式」の2つの方法があります。それぞれ特徴が異なるので、ここで詳しく解説します。

払込票方式とは?

払込票方式とは、お客様が払込票をコンビニのレジに提出し、商品やサービスの代金を支払う決済方法のことです。払込票は事業者が発行します。払込票方式は、主に公共料金の支払いなどで用いられる方法です。払込票に印刷されているバーコードをコンビニのPOSレジで読み取り、代金の回収を行うというのがこの方式になります。また払込票には金額や支払期日が印刷されているので、お客様が確認しやすいのもこの方式の特徴です。特にモバイル端末に慣れていない世代にとっては、利用しやすい方法だと言えるでしょう。

払込票は薄いため商品と同梱できますし、別に発送することも可能です。また、バーコードの読み取り時にコンビニのPOSシステムを利用するので、リアルタイムで入金情報を確認できます。

ペーパーレス方式とは?

ペーパーレス方式とは決済に必要な払込用番号を事業者がお客様に発行し、それを利用してコンビニで支払う方法のことです。払込用番号はメールなどで送ります。お客様はその払込用番号を、コンビニに設置されているマルチメディア端末に入力します。受付票が発行されるので、それをレジに持っていき、支払うというのが一連の流れです。スマートフォンの画面で番号を提示して支払う方法もあります。払込票の印刷が不要なのでペーパーレス方式と呼ばれていますし、払込用番号を使用するので払込用番号方式という場合もあります。払込票を用意する必要がなく、事業主の負担が少ないのがこの方法の特徴です。払込票の紛失の心配もいりません。

4.コンビニ決済導入の流れ

コンビニ決済の導入において、コンビニエンスストアとの直接契約はほとんどありません。コンビニ決済を提供する会社と契約することで、各コンビニでの決済が可能となります。そのため最初に取り組まなければならないのが、コンビニ決済を提供する代行業者の選定です。代行業者は複数存在しており、それぞれ初期費用や決済手数料、利用可能なコンビニや決済方法が異なります。また取扱商品や商材によって、契約できない代行業者もあります。どの代行業者が一番適しているのか、比較してしっかりと見定めるのが肝心です。代行業者が決定したら、問い合わせをおこなって見積もりを取ります。

見積もりを確認し、問題なければ申し込みます。申し込んだ後は審査を受ける番です。各コンビニ会社の審査を受け、審査に通過すればいよいよシステム導入です。導入が完了次第、サービスを利用できます。

5.リコーリース提供のコンビニ決済サービスとは?

コンビニ決済サービスを提供している会社に、リコーリースがあります。リコーリースのコンビニ決済は導入費用が不要であり、気軽に利用できるのが特徴です。コンビニ決済の導入に際し、導入費用がネックになっている事業主にとってこれはとても大きなメリットではないでしょうか。事業によっては、売上の間隔が不定期な場合もあるものです。売上のない月には、コンビニ決済の運用費が負担になることもあり得ます。その点リコーリースのコンビニ決済なら、決済の発生しなかった月は基本料も不要なので安心して導入できます。

またリコーリースの場合、請求件数が1件でも利用することが可能です。そのため事業を立ち上げたばかりで、顧客が少ない状態でも問題なく利用できます。業態や事業規模に応じた最適なプランを提案してもらえますし、サポートも充実しています。また、導入時には動画マニュアルなども用意されているので安心です。もう1つのリコーリースの大きな特徴は、専用Webサイト「コレクト!」を利用できるという点です。この専用Webサイトには高度なセキュリティ対策が施されていますし、コンビニ決済業務はサイト内で完結します。操作も簡単で、「請求書(督促状)の発行」も利用可能です。「コレクト!」はバーコード付払込票発行機能を搭載しているため、バーコード印字ソフトを購入しなくても開始できます。

コンビニ決済の導入は意外と簡単

新しいシステムの導入は簡単にはできないと考えていませんか?導入する際、手間がかかるシステムがあるのは確かですが、コンビニ決済は違います。コンビニ決済の導入は意外と簡単であり、導入するためのハードルは高くありません。特にリコーリースは導入費用がかかりませんし、気軽に利用できるのでおすすめです。まずはフリーダイヤルもしくはお問い合わせフォームから、気軽にお問い合せ下さい!

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