代金回収サービスとは？手数料や比較するポイントを押さえよう！

こんにちは。リコーリース集金代行サービスライターチームです。

顧客からの代金回収に時間や手間がかかって悩んでいる企業も多いのではないでしょうか。回収業務は重視しているが、人的リソースはなるべく本業に専念させたい、そんな時は自社のニーズに応じた代金回収サービスを利用するのがお勧めです。この記事では代金回収の主な方法や特徴、代金回収サービスのメリットについて詳しく解説していきます。

• 1.顧客から代金を回収する主な方法
• 2.金融機関と代行会社の違いって？代金回収サービスの種類について
• 3.代金回収サービスを利用するメリット
• 4.代金回収サービスの手数料は？
• 5.どう選ぶ？代金回収サービスを比較するポイント！

1.顧客から代金を回収する主な方法

まず最初に、顧客から代金を回収する主な方法を順に挙げていきます。

現金による回収

現金の回収は、言わずと知れた最も古典的な回収方法です。回収の際は、集金人が顧客の自宅まで受け取りに行くパターンと、顧客に現金を持参してもらうパターンがあります。いずれにせよ、手間がかかる方法であるというのは疑いようがありません。
訪問集金のケースでは、事前に日時を取り決めてから向かわないと留守などで無駄足になる可能性があります。また、学習塾や習い事の月謝を子供から手渡しで受け取るケースでは、子供が移動中に紛失したり、月謝の支払いを忘れてそのまま自宅に持ち帰ったり、何かとトラブルに繋がる傾向が強いです。
お釣りや領収書の準備についても、毎回積み重なっていくと結構な手間になります。そして最終的に自社口座に入金完了するまでは、紛失や盗難リスクに備え現金の管理を徹底する必要があります。

このように現金回収の一連のプロセスは大部分が人の注意力に依存しています。どうしても何らかのミスが起きやすくなるという一面は否めません。

銀行振込

企業活動において非常に普及した回収方法の一つに銀行振込が挙げられます。銀行振込では、現金回収時の移動や紛失リスクは存在せず、自社口座宛に顧客から直接振り込んでもらうだけで回収業務は完了です。ただし、個人客相手のサービスでは人によって入金日はバラバラとなるため、顧客数が多ければ多いほど、入金管理の手間は増加し管理ミスが起きるリスクも高まります。
当然、銀行振込手数料が発生し、他行間送金ではさらに手数料が上乗せとなるケースがほとんどです。また、個人の都合にあったタイミングで支払えるというのは銀行振込の利点の一つですが、自動口座振替を設定している場合を除き、顧客の振込忘れが起きやすいという特徴があります。

クレジットカード

キャッシュレス化の進展と共に、クレジットカード決済も主要な回収方法の一つとなっています。企業がクレジットカード決済を導入するには、クレジットカード会社もしくは決済代行サービスと加盟店契約を締結しなければなりません。利便性に優れるクレジットカード決済ですが、サービス利用と引き換えにクレジットカード会社または決済代行サービスに対して決済手数料を支払う必要があります。手数料の金額は、カードの種類や利用サービスによってまちまちですが、決済手数料とは別のコストとして入金手数料が発生するケースもあります。

また、現金回収のように、売上と同時に入金処理が完了するわけではありません。クレジットカード会社ごとに「締め日」が設定されていて、締め日までの累計売上額が、同じくカード会社が予め指定する「入金日」にまとめて事業者指定口座に振り込まれます。
このように、基本的にクレジットカード決済による売上は、しばらく遅れたタイミングで事業者の手元に入ってきます。クレジットカード決済導入時は、資金繰りの観点から経営に支障が出ないか入念にチェックするようにしましょう。
中には、比較的早く入金してくれる会社や、特定の振込先金融機関限定で入金サイクルを早めてくれるケースも見られます。一方で、入金サイクルが短い分、手数料が高額なパターンや、入金のタイミングを早めるに当たって、最低売上額が設定されている事例まであります。一面的な利点のみに気を取られるのではなく、総合的な視点からクレジットカード決済の導入を検討するようにしましょう。

代金回収サービス

続いて紹介する代金回収サービスとは、事業者が担うはずの毎月の代金回収業務そのものをまとめて代行してくれる便利なサービスです。事業者は当サービスを利用することで、代金回収にかかる手間や時間を大幅カットできる恩恵を得られます。
代金回収サービスはその内容が非常に多様化しており、依頼する会社のニーズに応じたサービス内容で業務代行に応じてくれます。
また、回収業務プロセスにおいて顧客の支払いを期日までに確認できなかった場合、事業者側は未回収請求という追加的業務に更に時間と労力を割かなければなりません。しかし、代金回収サービスでは、延滞者への請求・督促や売掛債権のファクタリングを実施してくれるケースもあり、回収業務の効率化と共に未回収リスクの低減を実現することができます。

2.金融機関と代行会社の違いって？代金回収サービスの種類について

先程紹介した代金回収サービスは、実は、金融機関が提供しているものと代行会社が提供しているものの2通りに分類できます。この段落では、両者のサービスの違いに触れつつ各々の特徴を解説していきます。

金融機関

金融機関が提供している代金回収サービスは、指定日に顧客の口座から自動引き落としを行うという形態がほとんどです。こうした金融機関による代金回収にどのようなメリットやデメリットがあるのか見ていきましょう。

メリット

回収代行に金融機関を利用する場合、まず社会的にも名の通った金融機関に依頼できるということで安心感や安定感といったメリットが際立ちます。それは回収される顧客サイドにとっても同様で、よくわからない会社から引き落とされるのではなく馴染みの金融機関に対応してもらえる方が安心安全なのは想像に難くありません。代行回収を実施するに当たって、担当が金融機関であれば顧客からも比較的容易に理解を得ることができるはずです。
また、お金に関する取引や引き落とし業務での信頼や実績という点でも、金融機関の右に出る存在はまず見当たらないでしょう。事業者と顧客双方の立場から見て、定期的な自動引き落としを任せられる抜群の安心感が金融機関の大きな強みとなります。

デメリット

次に、金融機関を利用する場合のデメリットですが、集金代行を登録するにはほとんどの機関で指定の用紙に記入・捺印が必要という点が挙げられます。個人差はあるでしょうが、インターネット取引がこれだけ普及した社会環境において、書類上の手続きしか選択できないのは申込者から煩雑な印象を持たれても仕方ありません。
また、書類で届け出る関係上、実際に回収代行が運用されるまでにどうしてもタイムラグが生じます。やるべきことは双方で全て終わっているのに、なかなか肝心のサービスが開始されないという状況にはもどかしさを感じてしまうかもしれません。

続いて、顧客の残高不足で所定の金額を口座引き落としできなかったケースでは、金融機関は未回収分についてそれ以上何らかの対応を進めてくれるわけではありません。つまり未回収が生じた場合は、その後の処理や対応は全て自社側に委ねられるということです。前段落で紹介したような支払い遅延者への請求業務は、金融機関を利用した代金回収サービスに限っては対応範囲外となってしまいます。
金融機関は回収代行を依頼する上で十分に信頼できる組織ですが、事業者をサポートしてくれる範囲や柔軟性という点では物足りなく感じられるケースも出るでしょう。また金融機関の自動口座振替には、月額利用料金や回収手数料、そして振替停止手数料などの各種コストが発生します。

代行会社

次に、代行会社が提供している代金回収サービスのメリットとデメリットについて紹介していきます。

メリット

代行会社のメリットは、金融機関の場合のデメリットと裏表の関係でもあります。取引先情報などを提出するに当たって、代行会社ではインターネットを通じて手早く登録できるケースがほとんどです。手続きが簡易的に済むというのはもちろん、登録完了後は金融機関利用時のようなタイムラグが発生せずスムーズに運用を開始できます。

集金代行会社の一つであるリコーリースなら、導入費用は一切かからず請求件数は1件からでも代行サービスの利用が可能です。さらに、幅広い業種や個人事業主であっても申込対象となり、導入後のサポートまで充実しているので安心です。費用については、回収のない月は基本料金が発生しないため、取引もないのにランニングコストが延々とかかってしまうという状況を懸念する必要はありません。具体的なサービス内容は会社ごとで異なりますが、リコーリースのように、ビジネスの大小を問わず利用しやすい多様なメリットを備えている代行会社もあります。

デメリット

代行会社利用時のデメリットとして挙がるのは、代金回収サービスによってはシステムが煩雑でわかりにくいケースがあるという点です。残念ながら選択した代金回収サービスが複雑すぎた場合、実際に運用開始後、想定とは異なる状況に陥って余計な時間や労力を消費してしまう可能性があります。さらにシンプルな作りとなっていないため、顧客からサービス利用の理解を得られるまでに時間を要したり、顧客が回収代行にマイナスイメージを抱いてしまうリスクも否定できません。

なるべく利便性の高い代行サービスを利用しようと比較検討しても、表向きの謳い文句は似通ったサービスが多くあるため、会社選定にも相応の時間がかかってしまいます。ある程度サービス利用条件が似通っている金融機関と違い、代行会社では各種費用の有無や、金額設定などで開きがあるケースが多いです。無条件で月額料金が発生する会社もあれば、サービス開始前に導入費用が必要という会社も見受けられます。

3.代金回収サービスを利用するメリット

それでは代金回収サービスを利用するメリットについて、重要なポイントを踏み込んで説明していきましょう。

未回収リスクを減らせる

代金回収サービスを利用する大きなメリットは、未回収リスクを減らせるという点です。もちろん現金回収のように人が現金を運んで手渡しするわけでもなく、直接の銀行振込のように入金先一覧を漏れなく目視でチェックするわけでもありません。すなわち、代金回収サービスを利用するだけで、人的ミスや勘違いによる未入金リスクを根本的に排除することができます。

代金回収サービスで非常に積極的に活用されている回収方法が口座振替とコンビニ決済です。口座振替の場合、一旦登録手続きを顧客側が完了するだけで、あとは残高さえ満たしていれば、一切金融機関へ出向く必要もなく自動で確実に代金回収が行われます。コンビニ決済は原則24時間利用できるというのが何よりのメリットで、単身者や多忙な人々にとっては非常に利便性の高い支払い方法です。このように口座振替もコンビニ決済も、未回収リスク低減へと大きく貢献してくれます。

回収にかかる負担を軽減できる

代金回収サービスを利用すると、本来事業者が回収のために負担していたはずの手間暇を大幅に軽減することができます。訪問集金のケースのような、集金人がわざわざ回収先へ移動することによる人件費や交通費は不要となり、せっかく受領した現金を紛失するリスク、または紛失しないよう厳重管理する労力なども考慮する必要はありません。こうして一事業者が自前で担っていた集金事務分野が大幅に縮小し、余裕が生じた分を本来の業務へと集中させることができるため、代金回収サービス導入が間接的には営業成績の向上にも寄与する可能性を秘めています。

さらに、万一顧客から期日までに支払いがなされなかった場合、未回収分の請求という極めて労力を要する業務が待っていますが、代行サービスを活用していれば、未払いの件の顧客への連絡、入金催促、督促状発送業務など確実に代金回収を実現するまでの一連のプロセスを全て代行してもらえるケースもあります。こうした延滞に絡んだ業務は、担当者への心理的ストレスやプレッシャーといった面でも特に負荷が大きくなりがちです。経験やノウハウに長けた代行会社が全面的に回収業務を引き受けてくれるというサポートは、事業者にとって他には代えがたい心強いメリットだと言えます。

4.代金回収サービスの手数料は？

代金回収サービス利用時にかかる手数料について具体的に見ていきましょう。もちろん各サービス提供会社によってある程度設定は変わってきますが、一般的に見られる手数料について一通り説明していきます。

初期費用

その名の通りサービス導入時に必要となる費用です。中には、初期費用が不要なサービス、あるいは一定の条件を満たすことで無料となるケースもあります。

月額料金

月額料金は毎月かかって事実上ランニングコストとなる場合と、利用した月のみ発生するというパターンがあります。

決済手数料

決済手数料は決済1件ごとに発生する手数料です。取引件数が多いほどその費用がかさんでしまう傾向にあります。

振込手数料

振込手数料は、締め日までの累積売上額をまとめて自社口座に振り込む際に必要となる費用です。この手数料もたいていの代行会社において発生します。
代金回収サービスの利用時は、おおまかに以上のようなコストが必要になると頭に入れておいてください。

5.どう選ぶ？代金回収サービスを比較するポイント！

最後に代金回収サービスを比較検討する上で注目すべきポイントを紹介していきましょう。

導入実績は豊富にあるか

導入実績が豊富な代行会社なら安心して利用できるのでお勧めです。サービスを利用している会社が多ければ、それだけ実際のサービス品質に納得してリピーターとなった事業者が多数を占めるということです。
リコーリースは導入実績が20,000社を超えている会社で、必然的にサービスの充実度という面でも大いに期待できます。

自社業種に回収サービスが対応しているか

自社の業種に回収サービスが対応しているか否かという点も確認しなければ、現実的に導入に踏み切ることはできません。リコーリースの例では、医療・介護、学習塾、スポーツジム・カルチャー教室、不動産など様々な業種に対応しており、ビジネス規模に関わらず利用しやすい体制が整っています。

管理画面は使いやすいか

管理画面の見やすさや使いやすさについても忘れずにチェックしてほしいポイントです。こちらは利用者の好みで多少評価が分かれる可能性もありますが、導入後、回収業務をミスなくスムーズに進められるよう理解・操作しやすいと感じられるユーザーインターフェースを第一に選択してください。

サポート体制はしっかりしているか

契約後のサポート体制も重視すべきです。会社の経営状況に直結する回収業務ですから、何かしら疑問や問題が生じた際のサポート対応はどうしても欠かせない要素です。リコーリースの場合、フリーダイヤルまで完備しているため、パソコン操作やオンラインのやり取りが苦手というユーザーでも充実したサポートを受けることができます。

リコーリースの代金回収サービスは初期費用0円、1件からでも利用可能！

代金回収サービスの利用は、未回収リスクの低減、回収に関わる負担の軽減といったメリットがあり、個人や取引規模が小さい業者でも気軽に導入できる状況が整っています。リコーリースの代金回収サービスでは、口座振替サービスとコンビニ決済サービスを用意しております。自社の業種にあった最適なサービスを選択することで数多くの恩恵を享受することができるでしょう。まずはフリーダイヤルもしくはお問い合わせフォームから、お気軽にお問い合せ下さい！

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