コンビニ払いを通販で利用するには?メリットとデメリットをチェック!
2021.08.17
2024.09.02
こんにちは。リコーリース集金代行サービスライターチームです。
通販の決済方法はクレジットカードや銀行振込など色々ありますが、その中でもよく利用されている方法の1つにコンビニ払いが挙げられます。通販事業を始める時に、決済方法として導入しようと考えている事業者も多いでしょう。ここでは、コンビニ払いのメリットやデメリット、導入方法などについて詳しく解説するので参考にしてください。
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目次
コンビニ払いとは?
コンビニ払いとは、名前の通りコンビニで通販の商品代金を支払う決済方法です。システムを導入しているコンビニで支払うことが可能で、利便性が高く人気の高い決済方法の1つです。コンビニ払いでは、払込票を送るタイプと払込番号を発番するタイプの2種類があります。払込票を送るタイプは、商品代金や払込期日を記載した払込票を購入者に送付し、購入者が払込票をコンビニのレジに提示して代金を支払うという方法です。
払込番号を発番するタイプは、購入者の購入画面に払込番号が表示され、購入者がコンビニのレジで番号を伝える、もしくは専用端末に番号を入力して払込票を発券し、レジで支払うという方法です。購入者は払込票や払込番号があれば、コンビニで買い物をする要領で支払いを終えることができます。
通販でのコンビニ払いには支払い方法が2つある!
コンビニ払いの支払い方法は、前払いと後払いの2種類の方法があります。ここでは、それぞれの方法について詳しく解説しましょう。
前払いの場合
前払いは、購入者が商品代金を支払ってから商品を発送します。流れとしては、まず購入者が商品を購入後に払込票や払込番号を使いコンビニで支払います。次に、コンビニでの支払いが完了したことが通販事業者に通知されるので、確認後に商品を発送します。支払い確認後に商品を発送するので未払いのリスクがないのが利点ですが、入金前にキャンセルが起こるリスクがあります。
後払いの場合
後払いは、購入者から注文を受けたらすぐに商品を発送し、購入者が商品を確認後に入金するという方法です。通常は商品と払込票を一緒に発送しますが、まれに払込票と商品を別送することもあります。購入者は商品を受け取った後に入金するので安心感があり、初めて利用する通販ショップで購入する場合は特に後払いを選ぶ人が多いようです。注文を受けてすぐに商品を発送するため注文がキャンセルになるケースは少ないですが、購入者が支払いを忘れたり支払期限内に支払わないなど、未払いになるリスクがあります。
コンビニ決済が成り立つ仕組み
コンビニ決済には、ユーザー、EC事業者、決済代行会社、コンビニの4者が関わっています。コンビニ払いの導入を決める前に、コンビニ決済がどのように成り立っているのか、基本的な仕組みを知っておくとよいでしょう。
ユーザーがECサイトで商品を購入し、その際にコンビニ払いを選択すると、EC事業者は注文内容に関する情報を決済代行会社に知らせます。情報を受けた決済代行会社は、EC事業者の間で決済処理を行います。続いて、ユーザーに対して払込用の情報が発行され、コンビニでの代金支払いが確認できたタイミングで商品発送です。最後に、決済代行会社からEC事業者へ商品の代金が入金され、手続き完了となります。
なお、ここで紹介したコンビニ決済の流れはあくまでも一例であり、決済代行会社によって多少異なります。また、先払いか後払いかによっても順番が変わってくるため、必ずしもこの流れ通りに手続きが進むわけではない点には注意してください。
コンビニ払いのメリット
コンビニ払いは、事業者側と購入者側のどちらにもメリットがあります。では、それぞれどのようなメリットがあるのか説明しましょう。
事業者側のメリット
通販を運営する事業者側のメリットとしては、入金確認の簡易化、未回収リスクの軽減、購買層の拡大という3つのメリットが挙げられます。
入金確認が楽になる
通販事業者がコンビニ払いを導入すると、入金確認が楽になるというメリットがあります。銀行振り込みの場合は、購入者から入金があったかどうかは銀行の営業時間内でしか確認できません。銀行の営業時間外に入金された場合は、次の日まで確認不可能となります。入金確認が遅れると、その分発送準備も遅くなってしまいます。コンビニ払いなら入金確認がリアルタイムで行えるため、入金されたらすぐに発送準備に取りかかることができます。スピーディーな対応は、通販ショップの評価を上げるのにも役立つでしょう。
また、代行会社を通してコンビニ払いを導入している場合は、専用システムによって支払い完了と同時に入金の自動通知を受け取ることも可能です。入金管理も簡単にできるので、スムーズに通販を運営することができます。
未回収リスクを軽減できる
コンビニ払いの事業者側のメリットとしては、未回収リスクを軽減できることも挙げられます。コンビニは24時間営業しているので、購入者は都合の良い時間にいつでも入金できます。通勤前や通勤後、休みの日など、時間を選ばず入金できるので支払いを後回しにして忘れるリスクも少なくなります。また、クレジットカード決済は不正使用が判明して売上が取り消しになることもありますが、コンビニ払いは確実な売り上げとして入金されるので安心です。代引きでの支払いの場合は、受け取り拒否をされると売上が取り消しになるだけでなく、手数料も負担しなければなりません。コンビニ払いは他の支払い方法と比べ、リスクの少ない決済方法であるのもメリットです。
より多くの客層に利用してもらえる
コンビニ払いの事業者側のメリットは、より多くの客層に利用してもらえることです。コンビニは現金払いや電子マネー、クレジットカードなど様々な支払方法に対応しています。そのため、クレジットカードを持っていない人でもコンビニ払いを選択すれば通販で購入することが可能になります。特に若年層は、月々の収入が安定していないなどの理由でクレジットカードを持っていない人もたくさんいます。通販で欲しいものがあっても、利用できる決済方法がなければ購入を諦めざるを得ません。そのため、若年層がターゲットの通販ならコンビニ払いを導入するのが好ましいでしょう。
コンビニ払いは、通販の決済方法においてクレジットカード決済の次に利用されている方法です。希望の決済方法がないと、購入を断念したり、同じ商品を販売する別のショップで購入したりする人も多いようです。コンビニ払いを導入すれば、購入者の取りこぼしを防ぐだけでなく、他のお店で希望の決済方法を見つけられなかった購入者を取り込むことが可能になります。
購入者側のメリット
購入者側がコンビニ払いを利用するメリットとしては、入金のしやすさとクレジットカードなしで購入できるという2つのポイントが挙げられます。では、それぞれのメリットについて詳しく説明しましょう。
24時間いつでも入金できる
コンビニ払いを購入者側が利用するメリットとしては、好きな時間に入金できることが挙げられます。コンビニは24時間開いているので深夜に入金することも可能なうえ、店舗数も多いので利便性も抜群です。また、コンビニは駅の周辺や住宅地、小さな路地など様々な場所に点在しているので、通勤途中や買い物のついでに立ち寄り支払うことができます。ライフスタイルに合わせた支払い方ができるのが魅力です。初めてのコンビニ払いで支払い方がわからなくても、店員さんに聞けばやり方を教えてもらえるのも購入者にとって心強いでしょう。若年層だけでなく、デジタル機器が苦手な高齢者にとっても利用しやすい決済方法と言えます。
クレジットカードがなくても入金可能
購入者側がコンビニ払いを利用するメリットは、クレジットカードがなくても入金できることです。コンビニは現金で支払えるので、クレジットカードや銀行口座がない場合でも簡単に支払いが完了します。クレジットカードを持っていても、個人情報の観点などから通販でクレジットカードを使用することに抵抗のある人もいますが、コンビニ払いならセキュリティ面に不安を抱かず利用することができます。
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コンビニ払いにはデメリットもある?
コンビニ払いはメリットが多い決済方法ですが、デメリットもあります。ここでは、事業者側と購入者側それぞれのデメリットについて解説します。
事業者側のデメリット
事業者側がコンビニ払いを導入するデメリットは、独自で導入すると手続きが煩雑であることが挙げられます。決済代行業者を利用すると、業者の決済管理システムを使い簡単に管理することができますが、利用しない場合はコンビニとの契約やシステムの連携などを完了するまでに多大な労力がかかります。まず、通販事業者が独自でコンビニ払いを導入する場合、主要なコンビニ会社それぞれと交渉しなければなりません。それぞれのコンビニ会社が個別に審査を行うため、審査に通らなかった場合は審査を通るために利用規約や運営方法を変更する必要もあります。そのため、コンビニ払いを導入するためには手数料を支払い決済代行業者を利用するのが一般的です。
そして、コンビニ払いは便利である反面、作業工程が多いこともデメリットに挙げられます。オンラインで払込番号を発番する場合はそこまで負担は多くありませんが、払込票を送付するタイプのコンビニ払いは払込票の作成・同梱・送付・入金確認など数多くの工程を行わねばなりません。払込票の用紙や印刷などの経費もかかります。そのほか、後払いの場合は代金未収になることもあり、督促などの余計な事務仕事が増えることもあります。コンビニ払いを導入する前に、これらのデメリットがあることを知っておく必要があります。
購入者側のデメリット
購入者側がコンビニ払いを利用するデメリットは、住んでいる場所によってはコンビニへのアクセスが面倒であることが挙げられます。都市部においてはコンビニのない場所を探す方が難しいぐらい乱立していますが、地方では最も近いコンビニへ行くのに車で30分かかる、そもそも町にコンビニがないというケースもあります。コンビニに行くのが面倒だからと支払いを後回しにして放置していると、支払期限を過ぎて購入がキャンセルされてしまいます。
また、コンビニがあってもコンビニ払いに対応していないこともあるため、その場合はわざわざ支払いのできるコンビニまで出向かなければなりません。そのため、住んでいる場所によっては、コンビニ払いは必ずしも便利な支払方法とは言えないでしょう。そのほか、専用端末で操作をしなければならない場合、不慣れな人にとってはハードルが高く感じるかもしれません。特に、お年寄りは端末での発券方法が難しく、ストレスに感じてしまうこともあるでしょう。
コンビニ決済を利用するときの流れ
ここでは、コンビニ決済を利用するときの流れを、ユーザーの視点から確かめてみましょう。まず、ユーザーがECサイトで買い物をし、コンビニ決済を選択します。すると、注文番号などのコンビニ決済に必要な情報が発行されます。この情報に基づいてユーザーがコンビニで代金を支払い、商品が発送されるというのが基本的な流れです。なお、利用するECサイトなどによってコンビニ決済の流れは多少異なります。例えば、振込票式が採用されている場合、ユーザーが商品を購入すると、商品代金が記載された振込票がEC事業者からユーザーに発送されます。ユーザーは、その振込票を使って商品代金をコンビニで支払うのです。振込票式は、オンライン決済に抵抗がある方などに好まれる方式です。
コンビニ払いに対応している代行業者の選び方
コンビニ払いは事業者にとっても購入者にとってもメリットが多く、利用頻度の高い決済方法です。しかし、独自でコンビニ払いを導入するには手続きが難しいため、代行業者を利用するのが賢明でしょう。代行業者の選び方のポイントとしては、まず複数の代行業者の初期費用や月額手数料、決済手数料などを確認し、比較したうえで選ぶことが大切です。例えば、初期費用が無料で月額手数料や決済手数料が高い業者は、導入時の費用は抑えられますが運用コストは高くつきます。初期費用がかかっても月額手数料や決済手数料が安い場合は、長期的に見ると運用コストが抑えられます。新しく通販サイトを立ち上げる場合は、手数料の安い代行業者を選ぶのがおすすめです。
次に、導入実績が高く信用できる代行業者を選ぶこともポイントとなります。安い料金の代行業者であっても、きちんと売上が振り込まれなかったり、トラブルが頻発したりすると導入しても売上に繋がりません。導入実績が多い代行業者は、多くの通販事業者から信頼されていることの証であるため、トラブルのリスクも少ないと考えられます。大手の通販事業者が導入しているサービスなら、さらに信用度が高まります。また、きちんと売上を振り込んでくれるだけでなく、セキュリティ対策がしっかり行われていることも確認する必要があります。
そして、オプションサービスが豊富であるのも代行業者を選ぶポイントとなります。コンビニ払いは請求書や払込票など手続きを数多く行わねばならないため、決済代行以外に請求書や払込票などの発行代行サービスのオプションがあると便利です。特に、購入者が増えると作業が追い付かなくなることもあるため、運営が軌道に乗ったらいつでも追加できるようにオプションの種類を確認しておくことが大事です。
リコーリースのコンビニ決済サービスとは
決済代行業者は数多くありますが、中でも高い評価を得ているのがリコーリースのコンビニ決済サービスです。コンビニ決済サービスの導入費用がかからないうえ、使わない月は基本料金もかからないので初めて通販事業に参入する事業者にも利用しやすいのが特徴です。通常は購入者が入金すると入金日の翌営業日に通知されますが、リアル通知サービスのオプションを付ければ入金後約5分から10分で通知されるのでスピーディーに発送手続きを始められます。
また、便利なオプションが豊富で、コンビニ払いと郵便振込を併用することもできます。決済方法の選択肢を増やし、利便性や購入層の拡大へと繋げることが可能です。そのほかにも、払込票の発送作業の委託も依頼できるので、作業効率を上げることが可能です。払込票の印刷・封入・発送という面倒な工程を任せることができるので、中規模の通販事業でも少人数で運営することができるでしょう。
利便性の高いコンビニ決済を導入して客層を広げよう!
コンビニ決済は事業者にとっては入金確認がしやすく、購入者にとっては24時間好きな時間に支払いができるなど、どちらにとっても利便性の高い決済方法です。そのため、通販事業において客層を広げるためにぜひとも導入したい決済方法です。まずはフリーダイヤルもしくはお問い合わせフォームから、お気軽にお問い合せ下さい!
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