コンビニの振込用紙(払込票)とは? 支払い手順や導入方法を解説!
2025.01.16
2025.02.11
事業を運営する上で、支払い方法の多様化は顧客満足度を高める重要な要素です。中でも、コンビニの振込用紙(払込票)による支払いは、24時間営業のコンビニで支払いができる便利さと、現金決済のセキュリティの高さを兼ね備えています。
この記事では、コンビニ決済の導入を検討されている方へ向けて、コンビニの振込用紙(払込票)の仕組みから導入のメリットまでを分かりやすく解説します。
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目次
コンビニの振込用紙(払込票)の基本知識
コンビニ決済は、サービスの利用料や購入した商品の代金を全国のコンビニで支払う決済方法です。事業者がコンビニの振込用紙(払込票)を利用者に送付し、利用者はその払込票をコンビニに持参して支払いを行います。ここでは、コンビニ決済で使用される払込票の基礎知識を紹介します。
コンビニの振込用紙(払込票)とは何か
コンビニの払込票は、コンビニ決済で使用される支払いのための用紙です。振込先の口座番号や支払い先、送金者情報、金額などが記載されており、「振込用紙」や「払込取扱票」と呼ばれることもあります。
払込票は、インターネットが普及する以前から存在している支払い方法です。総務省が発表した「令和5年 通信利用動向調査報告書(世帯編)」によると、コンビニ決済は、オンラインで商品等を購入した15歳以上の人の決済方法の内、3番に多い結果(34.7%)であり、多くの利用者がいることが分かります。
参照:令和5年 通信利用動向調査報告書(世帯編)
コンビニ決済には「払込票方式」と「ペーパーレス方式」がある
コンビニ決済には「払込票方式」と「ペーパーレス方式」の2種類があります。払込票方式は、先ほど紹介した「払込票をコンビニに持参しレジで支払う」という方法です。バーコードをスキャンして決済を行うため、簡単かつ確実に支払いができます。
一方、ペーパーレス方式は、事前に登録したメールアドレスやアカウントに支払い情報が送られます。送られた支払い情報をもとに、コンビニの専用端末で番号を入力するか、スマホ画面のバーコードを提示して支払う仕組みです。紙の払込票が不要なので、持ち運びの手間が省け、紛失の心配もありません。
どちらの方式も、24時間支払いができる利便性が魅力です。顧客層や業務効率、コストを考慮して、最適な方式を選択しましょう。
バーコード付きの振込用紙(払込票)はスマホからも支払い可能
「払込票方式」と「ペーパーレス方式」はどちらもコンビニへ足を運んで支払いをする必要がありますが、バーコード付きの払込票の中には、決済アプリを利用してスマートフォンから支払いができるものもあります。スマホ決済アプリが利用できれば、コンビニに行く手間を省けるため、より便利です。
ただし、コンビニの払込票の全てがスマホから支払い可能というわけではありません。コンビニ決済サービスを導入する際には、スマホ決済アプリに対応している代行業者を選ぶ必要があります。
関連記事:コンビニ払込票の印刷方法とは? 払込取扱票とコンビニ決済について詳しく
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コンビニの振込用紙(払込票)に関するよくある疑問
コンビニ決済の利便性は理解できるものの、払込票の支払い手段や仕組みなどがイメージしにくいという方もいるでしょう。ここでは、コンビニの振込用紙(払込票)について、よく寄せられる疑問への回答をまとめました。導入前に、コンビニ決済や払込票への理解を深めましょう。
クレジットカードで支払いはできる?
コンビニの払込票での支払いは原則現金のみで、クレジットカードを直接使用することはできません。ただし、一部のコンビニでは、電子マネーを介した間接的な方法でクレジットカード払いが可能な場合があります。
例えば、ファミリーマートでは「FamiPay」、ミニストップでは「WAON」を使用できます。これらのサービスに指定されたクレジットカードからチャージすることで、間接的にクレジットカード払いが実現できます。
ただし、全ての振込用紙がこれらの電子マネーに対応しているわけではなく、支払い方法の選択肢が限られるため、事前に確認が必要です。
振込用紙(払込票)での支払いには手数料がかかる?
コンビニの払込票での支払いには、通常「決済手数料」または「回収手数料」が発生します。この手数料は、コンビニチェーンや支払金額によって異なります。
手数料の負担先は事業者・利用者から選択できますが、事業者側が負担するケースが一般的です。手数料の負担先は利用者の購買意欲や企業イメージに影響を与えるため、慎重に検討しましょう。コンビニ決済の手数料について、詳しくは以下のページもご参照ください。
内部リンク:コンビニ支払いには手数料がかかる?負担先決定のポイントや導入方法
振込用紙(払込票)の支払い期限が切れたらどうなる?
支払い期限後の対応は、代行業者によっても異なりますが、数日であればそのまま使用できるケースも少なくありません。ただし、振込用紙の支払い期限が大幅に過ぎてしまった場合は、払込票が使用できなくなる恐れがあります。また、利用者が払込票を紛失したときは、再発行が必要です。
再発行に時間がかかると未回収の期間も長くなってしまうため、事前に督促の方法や流れなどを決めておくことをおすすめします。
コンビニ決済導入のメリットと方法
コンビニ決済の導入は、事業者にとって多くのメリットがあります。ここでは、コンビニ決済導入のメリット、具体的な導入手順、そしてデメリットや注意点について詳しく解説します。
払込票を使ったコンビニ決済の特徴を理解し、自社のビジネスに最適な導入方法を見つけていきましょう。
コンビニ決済導入のメリット
コンビニ決済の導入には、以下のようなメリットがあります。
・顧客層の拡大
・未回収リスクの軽減
・業務効率の向上
・顧客満足度の向上
コンビニ決済は、現金での支払いが基本のため、クレジットカードを持たない若年層や高齢者、カード情報の流出を懸念する方々も利用しやすく、新たな顧客獲得につながります。
また、コンビニの営業時間内であれば24時間365日支払い可能で利用者の利便性が高まる上、商品引き渡し前に代金を回収できるので、クレジットカードの不正利用や代引きの受け取り拒否といったリスクも回避できます。
さらに、業務効率の向上も重要なメリットです。入金確認がしやすいため、発送業務をスムーズに進められます。身近で便利な支払い方法を提供することで、購買体験が向上し、リピート率の増加にも期待できるでしょう。
コンビニ決済の導入手順
コンビニ決済は代行業者を介して導入するのが一般的です。代行業者を利用した導入は、以下の流れで進めていきます。
1.依頼先の代行業者を選定し、申し込みを行う
2.代行業者とコンビニ各社の書類審査を受ける
3.払込票のバーコード印刷品質テストを行う
4.審査通過後に契約を締結する
5.請求情報を登録後、払込票を発行して利用開始
導入にかかる期間は、申し込みから請求開始まで1ヶ月半~2ヶ月程度が一般的です。スムーズに導入するために、事前に十分な情報収集と準備を行いましょう。
コンビニ決済導入のデメリット・注意点
コンビニ決済は便利な一方で、注意点もあります。
・コンビニに行って支払いを行う必要がある
・導入までに時間がかかる
まず、利用者がコンビニまで出向く必要があるため、近隣にコンビニがない場合は不便です。契約時は、できるだけ多くのコンビニチェーンと提携している代行業者を選ぶとよいでしょう。加えて、オンラインで支払いが完結するスマホ決済サービスを提供している代行業者であれば、利用者の利便性がさらに高まります。
また、コンビニ決済の導入には、代行業者だけでなく、コンビニ各社の審査や、バーコード印刷品質のテストなどが必要です。申し込めばすぐに利用開始できるわけではないため、導入にかかる期間や、社内での運用体制の整備なども考慮し、計画的な導入スケジュールを組むことが、スムーズなコンビニ決済導入成功の鍵となります。
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コンビニ決済サービスを選ぶときのポイント
コンビニ決済サービスを導入するときは、自社に適した代行業者を選ぶことが大切です。代行業者を比較・検討する際には、以下の点に着目してみてください。
・料金体系が自社に適しているか
・提携コンビニ数が多いか
・請求件数に縛りがないか
・求めるサービスを提供してもらえるか
・導入実績が豊富か
・サポート体制が整っているか
特に、料金体系は代行業者によってさまざまです。自社の請求件数と請求頻度を踏まえて、継続利用が可能なプランがある代行業者を選びましょう。
また、代行業者によっては請求件数に縛りがあったり、提供しているサービスやサポート内容が異なったりします。「A社では有料のオプションがB社では無料で使用できる」「サポートを受けられる期間が異なる」ということもあるため、どのようなサービス・サポートを求めるかを明確にした上で検討するのがおすすめです。
コンビニ決済を導入するならリコーリース!
これからコンビニ決済を導入しようとお考えの方は、ぜひリコーリースにご相談ください。ここでは、リコーリースのコンビニ決済サービスの特徴を紹介します。
・約50,000店舗のコンビニと提携
・スマホ決済サービスにも対応
・初期費用0円!コストを抑えて導入できる
内部リンク:コンビニ決済サービス
約50,000店舗のコンビニと提携
リコーリースのコンビニ決済サービスは、全国約50,000店舗以上のコンビニと提携しています。
<払い込み可能店舗>
・セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマート
・セイコーマート・ヤマザキデイリーストア
・デイリーヤマザキ・ミニストップ
・ポプラ・生活彩家・くらしハウス
・スリーエイト・ハマナスクラブ
・MMK(マルチメディアキオスク)
主要コンビニチェーンはもちろん、地域に根ざしたコンビニにも対応しているため、利用者の利便性が大幅に向上します。さらに、ゆうちょ銀行での支払いにも対応可能です。
コンビニ決済において、提携先の多さは重要なポイントです。幅広い店舗に対応したリコーリースのコンビニ決済サービスであれば、利用者の支払い忘れも防ぎやすくなるでしょう。
スマホ決済サービスにも対応
リコーリースでは、スマホ決済サービスを提供しています。スマホ決済サービスは、払込票に印刷されたバーコードを、対応のスマホアプリで読み取るだけで簡単に支払いができるサービスです。この機能により、コンビニに行く時間がない方や、現金を持ち歩きたくない方も、スマホがあれば好きな場所で支払いができるようになります。
<ご利用できるスマートフォンアプリ>
・PayPay
・PayB
・楽天銀行アプリ
・ゆうちょPay
・FamiPay
スマホ決済サービスは利用者の利便性を高めるだけでなく、事業者側にとっても支払いの迅速化や管理の効率化につながるメリットがあります。
内部リンク:スマホ決済サービス
初期費用0円!コストを抑えて導入できる
リコーリースのコンビニ決済サービスは、専用Webサイトを利用するため、システムの構築や専用ソフトなどの購入が不要です。契約完了後はすぐに請求情報の登録が行えるほか、初期費用0円で導入できます。
さらに、利用がない月は基本料金も発生しません。コストを抑えながら便利なサービスを導入したい事業者にとって、非常に魅力的な選択肢といえます。
請求件数にも縛りがなく、1件から利用可能なので、請求件数が少ない事業者や、これから事業を始める方にもおすすめです。
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まとめ
コンビニの振込用紙(払込票)を使用したコンビニ決済は、利用者の利便性が高いだけでなく、事業者側にも多くのメリットがあります。
コンビニ決済を導入する際には、料金体系や提供サービスなどを踏まえて、自社に適した代行業者を選びましょう。
リコーリースのコンビニ決済サービスは、全国約50,000店舗のコンビニと提携しており、さまざまな業種で豊富な導入実績があります。専任のカスタマーセンターが、導入前から導入後までを丁寧にサポートするため、初めてコンビニ決済を導入する事業者様も安心してご利用いただけます。まずはお気軽にお問い合わせください。
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