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郵便振替のやり方:コンビニATMを利用した支払い方法とは?

2024.08.24

2024.10.23

郵便局の玄関と外に置かれたポスト" alt="郵便振替のやり方:コンビニATMを利用した支払い方法とは?">

郵便振替は、日本の郵便局(ゆうちょ銀行)を通じて、口座間で資金を移動させる仕組みです。主に料金の支払いなどに利用され、送金手段の一つとして広く使われています。振込用紙があれば、コンビニATMを利用して、料金の支払いも可能です。

しかし、具体的な方法や注意点についてはよくわからない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、郵便振替とは何か、コンビニATMを利用した支払い手順と注意点について解説します。また、記事の後半では事業者に向け、郵便振替(口座振替)を導入するメリット・デメリットを紹介します。

郵便振替のやり方は?コンビニでできる?

ATMを利用している女性

一般的に郵便振替(口座振替)は、振替用紙に必要事項を記入し、郵便局の窓口に持参したり、サービス提供会社に送付したりすれば手続きが可能です。サービスによってはWeb上での手続きも可能です。また、振替用紙に記載されたバーコードを読み取って手続きができる場合もあります。

コンビニでは、振込用紙を持参して支払うことが可能です。ただし、コンビニによって対応している銀行が異なる点には注意が必要です。

各コンビニATMでの振込方法

ATMにキャッシュカードを入れている様子

ここでは、セブン‐イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップの各店舗で利用可能なATMの特徴や操作手順、注意点をわかりやすく説明します。コンビニATMを使った振込方法のポイントをしっかり押さえていきましょう。

セブン‐イレブン

セブン‐イレブンでの振込方法は以下の通りです。

1.キャッシュカードを挿入し、「カード振込」を選択。

2.重要事項と手数料を確認し、暗証番号を入力。

3.振込金額を入力後、振込先の金融機関と支店名を選び、口座番号を入力。

4.最後に内容を確認して完了。

注意点は、セブン銀行ATMでは現金での振込はできず、自身の口座とキャッシュカードが必要なことです。また、振込可能なメガバンクは三菱UFJ銀行のみで、三井住友銀行やみずほ銀行への振込はできません。

ローソン

ローソンでの振込方法は以下の通りです。

1.まず、「取引開始」ボタンを押し、カードを挿入。

2.画面の指示に沿って必要な情報を入力。

3.カードと明細票を受け取れば完了。

ローソン銀行ATMの特徴は、メガバンクや多くの地方銀行への振込に対応している点です。ローソン銀行宛ての振込は24時間365日受付可能ですが、他行宛ての場合、時間帯によっては翌営業日扱いになる点に注意しましょう。

ファミリーマート

ファミリーマートでは、店舗によってイーネットATMかゆうちょATMを利用します。イーネットATMでの振込方法は以下の通りです。

1.カードを挿入。

2.「カード振込」を選択。

3.画面の案内に従って操作。

イーネットATMは、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行など、多くの銀行に対応しているのが特徴です。

ゆうちょATMでの振込方法は以下の通りです。

1.「ご送金」ボタンを押す。

2.振込先を選択して操作。

3.カードと明細表を受け取る。

ゆうちょATMは、ゆうちょ銀行の振込のみ対応しているため、他行への振込はできません。

ミニストップ

ミニストップでの支払いは、イオン銀行ATMを利用して行います。振込方法は以下の通りです。

1.「お振込み」を選択し、振込先の情報を入力。

2.金額を確認。

3.カードと明細票を受け取って完了。

イオン銀行ATMの特徴は、メガバンクに加え、多くの地方銀行にも対応している点です。

【再確認】郵便振替(口座振替)とは

レジの店員とお客の女性

郵便振替(口座振替)は、公共料金や定期購入サービスの支払いに便利な仕組みです。銀行口座から自動的に引き落とされるため、支払い忘れの心配がありません。しかし、コンビニ決済との違いや、顧客から喜ばれる理由など、知っておくべき点がいくつかあります。ここでは、郵便振替の仕組みや特徴、メリットについて解説します。

郵便振替(口座振替)の仕組み

郵便振替(口座振替)は、指定した日に自動的に料金が引き落とされる仕組みです。利用者の銀行口座から、サービス提供者の口座へ自動的に資金が移動するため、支払い忘れの心配がありません。

この仕組みは、利用者、サービス提供者、金融機関の3者が連携して機能します。利用者が口座振替の申し込みをすると、サービス提供者は金融機関に依頼し、指定日に自動引き落としされます。なお、口座振替の手続きや集金業務を集金代行会社に委託することも可能です。

コンビニ決済との違い

コンビニ決済とは、コンビニエンスストアを利用して商品やサービスの料金を支払う方法です。具体的には、オンラインで注文した商品やサービスに対して、指定されたコンビニで支払いを行います。コンビニでの支払いは、レジでの支払いにより行われ、現金や電子マネー、クレジットカードなど、さまざまな支払い方法が選べます。

郵便振替(口座振替)は、あらかじめ登録した銀行口座から、自動的に引き落とされる方法です。郵便振替(口座振替)は一度手続きを済ませれば、毎回の支払いが自動で行われますが、コンビニ決済は都度コンビニで支払い手続きをする必要があります。

関連記事:コンビニ払込票の印刷方法とは? 払込取扱票とコンビニ決済について詳しく

郵便振替(口座振替)が顧客から喜ばれる理由

郵便振替は、顧客にとってもうれしい支払い方法です。その理由はまず、支払いの手間が大幅に減ることが挙げられます。毎月の公共料金なども自動で処理してくれます。銀行やATMに行く必要もなく、振込金額のミスも心配ありません。

さらに、振込手数料がかからないのも魅力的です。これらのメリットは、顧客の満足度を高める秘訣になっています。支払いの負担が軽くなれば、サービスそのものにより集中できるためです。

結果として、顧客の継続利用を促進する効果も期待できます。便利で経済的な支払い方法は、サービスへの信頼感を高め、長期的な関係構築につながります。

郵便振替(口座振替)を導入するメリット

パソコンが置かれたデスクに手をつき、カメラ目線の女性

郵便振替は、事業者にとっても多くのメリットがあります。特に、未回収リスクの軽減、顧客満足度の向上、コスト削減の3点が大きな利点です。これらのメリットは、事業の安定性と成長に直結する重要な要素です。ここでは、郵便振替(口座振替)を導入することで得られる具体的なメリットについて解説します。

未回収のリスクを軽減できる

郵便振替は顧客の口座から自動的に引き落とされるため、支払い忘れや遅延が起こりにくい点がメリットです。例えば、毎月の会費を郵便振替で集金している会員制サービスの場合、会員は支払いを忘れる心配がなく、運営側も確実に収入を得られます。さらに、郵便振替は現金を扱わないため、紛失や盗難のリスクも低減できます。

顧客満足度が向上しやすい

郵便振替を利用すれば、顧客は支払いの手間が大幅に軽減されます。例えば、毎月の公共料金の支払いも、郵便振替を利用すれば、わざわざコンビニに行ったり、振込用紙を記入したりする必要がありません。

さらに、郵便振替は24時間365日利用可能です。深夜や休日でも支払いができるため、顧客の生活スタイルに合わせた柔軟な対応が可能になります。これは、特に忙しい現代人にとって大きな魅力となるでしょう。

コストが削減できる

郵便振替は、従来の請求書発行や集金業務に比べ、大幅な経費削減が可能です。例えば、月100件の請求を郵送で行っていた場合、郵便振替に切り替えることで、印刷費や郵送費、人件費などが節約できます。

さらに、自動引き落としにより、確実な入金が期待できるため、督促業務にかかるコストも削減可能です。

郵便振替(口座振替)を導入するデメリット

デスクに肘をつき、眉間に手を当てる男性

郵便振替(口座振替)は便利な支払い方法ですが、導入を検討する際には注意すべき点もあります。ここでは、郵便振替を利用する上で考慮すべき主なデメリットを2つ紹介します。これらの課題を理解し、適切に対処することで、より効果的に郵便振替を活用できるでしょう。

入金にタイムラグが生じる

郵便振替を利用する際、入金にタイムラグが生じることも少なくありません。例えば、お客さまが月曜日に振り込んでも、企業側の口座に反映されるのは金曜日になることもあります。

一般的に、同じ銀行内での取引よりも、異なる銀行間での取引の方がタイムラグは長くなります。目安としては、約10日前後かかることもあるため、余裕を持った対応が必要です。

導入には多少の手間・時間がかかる

郵便振替の導入には、事業者側は金融機関との契約や、顧客からの口座振替依頼書の回収・処理が必要です。顧客側も、口座情報の記入や提出といった手続きが求められます。口座振替の用紙に記入ミスがあれば、手続きに要する時間は増えるでしょう。

郵便振替(口座振替)は集金代行業者に任せるのがおすすめ!

郵便振替やコンビニ決済の手間を省きたい方には、リコーリースの集金代行サービスがおすすめです。リコーリースでは、口座振替とコンビニ決済の2種類を提供しており、お客さまのニーズに合わせて選択できます。集金代行サービスの初期導入費用は0円で、請求の発生しない月は基本料金と手数料がかからない点も魅力です。

口座振替なら、全国の金融機関に対応し、自動で回収が可能です。一方、コンビニ決済は全国約50,000店舗で利用でき、払込票のバーコードをスマホで読み取り支払うことで、コンビニに行かずとも決済できるスマホ決済アプリにも対応しています。

さらに、ペイジー口座振替受付サービスや請求書発行代行サービスなど、便利なオプションも用意しています。導入も簡単で、専用ソフトは不要です。インターネットに接続できるパソコンがあれば、すぐに始められます。

集金業務の効率化をお考えの方は、ぜひリコーリースの集金代行サービスをご検討ください。

まとめ

パソコンを持ったスーツの男性2人と女性1人

郵便振替は、日本の郵便局(ゆうちょ銀行)を通じて、口座間で資金を移動させる仕組みです。公共料金の支払いや会員制サービスの支払いなど、送金手段のひとつとして広く使われています。

郵便振替(口座振替)は顧客と事業者の双方にメリットがある決済手段です。しかし、注意点もあるため、事業者はデメリットも考慮して導入するか検討しましょう。