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RICOH

現金集金をやめたい!業務効率を改善する方法と廃止後のおすすめサービス

2025.04.07

2025.04.17

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現金集金は、伝統的な集金方法ですが、近年その非効率性やさまざまなリスクが指摘されています。「現金の取り扱いに時間がかかる」「紛失や盗難が心配」「人手不足で集金業務に人員を割けない」など、現金集金に関する悩みを抱えており、「現金集金をやめたい」と考える事業者も少なくありません。
本記事では、現金集金をやめたい事業者に向けて、現金集金をやめるメリットや注意点、現金集金以外の集金方法について解説します。おすすめのサービスも紹介しますので、集金業務の効率化にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

現金集金をやめたいと思う理由|リスクと課題

お金について悩むビジネスパーソンのイメージ

現金集金をやめたいと思う理由は事業者によってさまざまです。ここでは、現金集金におけるリスクや課題について詳しく見ていきましょう。

業務が煩雑で人手と時間がかかる

現金での集金業務には、複雑で時間のかかる作業が数多く含まれています。まず請求書の発行から始まり、集金日の調整、実際の訪問集金、そして入金額の確認や消込作業などです。
特に、入金消込作業では帳簿上の売掛金と実際の回収金額を一件ずつ照合する必要があり、時間と手間がかかります。また、回収後の現金の取り扱いにも注意が必要です。

現金紛失や盗難のリスクが高い

現金を扱う業務は人の手によって行われるため、紛失や盗難、横領のリスクを完全になくすことはできません。また、金額の確認ミスや記録の誤りなど、人為的なミスも発生しやすい傾向にあります。
現金トラブルは、たとえ少額であっても顧客からの信頼を大きく損なうため、細心の注意が求められるでしょう。

現金以外の支払い方法を望む方も増えている

キャッシュレス決済の普及により、現金決済を希望する顧客は年々減少しています。経済産業省の発表によると、2024年のキャッシュレス決済比率は42.8%です。2010年の13.2%から年々上昇を続けており、今後もキャッシュレス決済の需要は増加すると考えられます。
参考:2024年のキャッシュレス決済比率を算出しました|経済産業省

現金集金をやめる3つのメリット

人さし指を立てて階段に座る笑顔の女性

現金集金をやめることで得られるメリットは複数あります。ここでは、その中でも特に重視されている3つのメリットを紹介します。

業務効率化によりコア業務に人員を割けるようになる

現金集金業務は、経理担当者にとって大きな負担となります。売掛金と入金額の照合、消込作業、現金回収のための訪問など、多くの時間と労力を要するためです。
未払いが発生した場合は、さらに督促業務も加わります。督促では、まず自社での入金確認漏れがないかを確認し、その後メールや電話で支払いを促す必要があります。一度の督促で済まないケースも多く、その都度フォローが必要で、担当者にとって負担が大きい業務です。
これらの煩雑な業務は、本来注力すべき営業活動や顧客サービスの時間を圧迫し、事業の成長の妨げとなる恐れがあります。現金集金をやめることで、経理担当者の業務効率化が図れるでしょう。
経理担当者の業務効率化は、単なる負担軽減に留まりません。データ分析や取引先との関係強化、新規ビジネスの開拓など、より戦略的なコア業務に時間を割くことができます。これにより、事業全体の生産性向上と成長促進につながるのがメリットです。

セキュリティ強化・現金トラブルの軽減につながる

現金集金の廃止は、事業のセキュリティ強化に大きく貢献します。現金を扱う業務では、盗難や紛失、横領といったリスクが常に付きまとい、完全な防止策を講じることは困難です。
特に、集金後の現金管理は、担当者が限られることで不正が発生しやすい環境といわれています。過去の事例では、偽の書類作成による横領や、長期間にわたる不正引き出しなど、発覚時には経済的に大きなダメージを受けたケースも報告されています。
現金取り扱いをやめることで、セキュリティが向上し、電子的な取引履歴の自動記録により透明性が高まるのもメリットです。万が一の金額不一致による確認作業や調整の手間も容易になります。

利便性が向上し顧客満足度向上が期待できる

キャッシュレス化が進む現代では、特に若い世代を中心に、現金を持ち歩かない生活スタイルが定着しつつあります。このような状況下で現金集金を続けることは、顧客の利便性を損なう恐れがあります。現金以外の集金方法を導入することで、顧客の利便性が高められるほか、未回収リスクを低減できるのもメリットです。
特に、口座振替やクレジットカード決済などは支払いを自動化できるため、毎月定期的な支払いが発生するビジネスに適しています。24時間いつでも支払いが可能となるコンビニ決済は、顧客の時間的な制約が解消され、顧客満足度の向上につながるでしょう。

現金集金をやめたい!おすすめの集金方法は?

机の上に置かれた電卓と紙幣、通帳、クレジットカード

いざ現金集金をやめるとなると、今後はどのような方法で集金を行えばよいのかと迷う方も多いでしょう。ここでは、現金集金以外のおすすめの集金方法と、それぞれの特徴を紹介します。

口座振替による自動引き落とし

口座振替は、銀行口座から料金を自動的に引き落とす集金方法です。顧客の口座情報を事前に登録しておくことで、毎月指定した日付に引き落としが完了するため、未払いリスクの低減や回収率の向上が期待できます。加えて、回収率が上がることで、催促業務の工数も削減できるでしょう。
また、銀行口座があれば利用できるため、クレジットカードを持たない高齢者や学生など、幅広い顧客層に対応できる点も特徴です。
顧客側にとっても、振込手数料がかからず、支払い忘れの心配もなくなるため、便利な手段といえます。顧客によって普段使用している銀行口座は異なるため、利便性を高めるためには、複数の金融機関に対応することも大切です。

クレジットカード決済

クレジットカード決済は、キャッシュレス決済の中でも普及率の高い集金方法です。現金がなくても支払いが完了するほか、毎月の自動支払いなどでも使用されています。
現金が不要なため支払いの手間が減るのがメリットですが、手数料が比較的高い点には注意が必要です。手数料の中でも、決済手数料は一般的に「取引金額の○%」のように設定されます。手数料はカードの種類や導入依頼先などでも異なるため、導入時は総合的なコスト比較を行うことが重要です。

コンビニ決済

コンビニ決済は、24時間365日支払いが可能な利便性の高い集金方法です。事業者が送付した払込票や支払い情報を使用して、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップ、セイコーマートなど、全国のコンビニ店頭で支払いを行います。
最近では、払込票に印刷されたバーコードをスマホアプリで読み取って支払いを行うスマホ決済アプリも普及しています。コンビニ店頭まで足を運ぶ必要がなく、自宅からでも支払いが可能なため便利です。
事業者側の導入メリットとしては、現金の取り扱いリスクの軽減や、入金状況の確認が容易になる点が挙げられます。ただし、30万円を超える決済ができない点は理解しておく必要があるでしょう。

現金集金をやめる際の注意点

現金集金をやめる際は、顧客への丁寧な説明と段階的な移行が重要です。まず、集金方法の変更理由を明確に伝え、新しい集金方法のメリットを具体的に説明します。移行の背景として、防犯面の強化や利便性の向上を挙げることで、顧客の理解を得やすくなるでしょう。
移行のスケジュールは余裕を持って設定し、導入サービスによって異なりますが3~6ヶ月程度の準備期間を確保します。この期間中に、自社に適した集金方法を選定し、導入手続きを進めましょう。特に高齢者など、現金以外の支払いに不慣れな層には、丁寧なサポート体制を整えることが大切です。
移行期間中は、新旧の集金方法を並行して運用することで、顧客の混乱を最小限に抑えることができます。また、経理担当者への研修も必要不可欠です。新しい集金システムの操作方法や、トラブル発生時の対応手順を事前に周知しておくことで、スムーズな移行が可能になります。
さらに、集金方法の変更に関する案内状の作成や、問い合わせ窓口の設置も重要なポイントです。顧客からの質問や不安に迅速に対応できる体制を整えることで、顧客満足度を維持しながら、現金集金からの移行を実現できます。

集金業務を効率化するなら「集金代行サービス」がおすすめ!

商談をする3人のビジネスパーソン

現金集金をやめて集金業務を効率化したい方におすすめなのが「集金代行サービス」です。ここでは、集金代行サービスの概要や利用のメリット、最適なサービスの選び方を紹介します。
参考:集金代行サービスとは?おすすめの理由や集金代行業者の選び方を解説!

集金代行サービスとは?

集金代行サービスは、代行業者が事業者に代わって、商品やサービスの料金を回収するサービスです。主な集金方法には、口座振替とコンビニ決済の2種類があります。
口座振替は、事業者が顧客から受け取った口座振替依頼書を代行業者へ送付し、金融機関を通じて自動引き落としを行います。一方、コンビニ決済は、事業者が送信した請求情報を元に、代行業者が払込票を発行し、顧客がコンビニで支払いを行う仕組みです。
集金代行サービスは、医療、介護事業者や学習塾、スポーツジムなど、定期的な請求が発生する業種で広く活用されています。

集金代行サービスを利用するメリット

集金代行サービスを利用するメリットの一つが、集金業務効率の向上です。請求情報を登録するだけで面倒な集金業務を代わりに行ってもらえる上、これまでバラバラだった入金日が統一されるため、入金確認作業が簡素化されます。経理担当者の負担が軽減すれば、人為的なミスの減少にもつながるでしょう。
次に、回収コストが削減できる点もメリットです。請求書の印刷・発送費、入金確認や督促にかかる人件費、現金集金で発生していた交通費など、自社で集金業務を行う場合に必要な経費をカットできます。
最後に、多様な集金手段を手軽に導入できる点も魅力です。口座振替やコンビニ決済などは便利ですが、導入に手間がかかる点がネックとされています。
集金代行サービスを利用することで、口座振替なら銀行などの各種金融機関、コンビニ決済ならコンビニ各社との直接契約が不要になり、代行業者との契約のみで、複数の金融機関・コンビニチェーンに対応できます。普段使っている銀行口座や自宅近くのコンビニが利用できるとなれば、顧客の利便性もより高まるでしょう。

集金代行サービスの選び方

集金代行サービスを選ぶ際は、以下の点をチェックしましょう。
・料金体系
集金代行サービスの利用時には、初期費用や月額基本料、振替手数料(請求手数料)といった手数料が発生します。料金体系は代行業者によって異なるため、自社の請求件数や請求頻度に合わせてコストパフォーマンスのよいサービスを選びましょう。
・使いやすさ
代行業者が提供する専用Webサイトなどの管理画面が使いやすく、日々の業務をスムーズに行えるかをチェックします。入金管理やキャンセル処理、設定変更などが簡単に行える直感的なインターフェースは、業務効率化の重要な要素です。
・導入実績と信頼性
自社と同じ業種での導入実績が豊富な代行業者を選ぶことで、業界特有の課題に対する理解や対応力が期待できます。上場企業や全体の導入実績が多い代行業者であれば、さらに安心して利用できるでしょう。
・サポート体制
問題が発生した際の対応スピードや、営業時間内の連絡のしやすさを事前に確認しましょう。また、プライバシーマーク取得など、セキュリティや個人情報保護への取り組みも必須の確認事項です。
これらの要素を総合的に評価し、コストだけでなく、サービスの質や将来性も考慮して選定することで、効率的な集金業務の実現が可能となります。

現金集金をやめたい方はリコーリースにご相談ください

「現金集金をやめたい」「集金業務を効率化したい」という方は、ぜひリコーリースの集金代行サービスをご利用ください。
リコーリースは、代金回収において40年以上の実績を持つ信頼性の高い代行業者です。請求書の発行から入金管理まで、煩雑な作業を全面的に引き受けることで、現金集金を円滑に廃止できます。
集金方法は、口座振替とコンビニ決済の2つをご用意しており、初期費用0円・使わない月は基本料金も無料です。請求件数にも縛りがなく、1件からご利用いただけるシンプルかつコストパフォーマンスがよいサービスとなっています。
導入にあたっては、専任のスタッフが現状分析から最適なプランの提案、導入後のサポートまでしっかりとフォローします。業務効率化と顧客満足度向上の両立を目指す事業者様は、ぜひ一度お問い合わせください。
参考:リコーリースの集金代行サービスの特徴・仕組みとは

まとめ

パソコンに向かって案内をする3人のオペレーター
現金集金に伴う紛失リスクや人的コストの課題を解決するため、現金集金以外の集金方法を導入する事業者も増えています。その中でも、幅広いニーズに対応し、回収率アップを見込める集金方法が口座振替とコンビニ決済です。
これらの集金方法を導入する際は、集金代行サービスの利用を検討しましょう。集金代行サービスの活用により、従来の現金集金の課題を解消しながら、集金業務の効率化が可能となります。
初めて集金代行サービスを利用するという方は、フリーダイヤル完備でサポートが充実したリコーリースにご相談ください。事業者様の不安や悩みを解消した上で、現金集金からの移行をトータルでサポートします。