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コンビニ決済は手数料のことも考えて賢く導入!特徴と注意すべき点とは?

2021.06.24

2025.08.15

電卓の上に乗った「COST」と書かれた木のブロック" alt="コンビニ決済は手数料のことも考えて賢く導入!特徴と注意すべき点とは?">

コンビニ決済は、24時間365日いつでもコンビニ店頭で支払いができる決済方法です。利用者からのニーズも高く、売り上げの向上や新規顧客獲得にもつながるため、近年注目を集めています。

しかし、コンビニ決済自体は知っていても、実際にどのようなサービスで、どうやって導入するのかが分からないという方もいるでしょう。

本記事では、導入前に知っておきたいコンビニ決済の基礎知識に加え、事業者にとっての導入メリット、おすすめの導入方法などについて解説します。導入時の注意点や手数料についても解説しているので、コンビニ決済の導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

【導入前にチェック】コンビニ決済とは?

コンビニのレジに立つ店員
コンビニ決済とは、利用者がコンビニエンスストアに直接出向き、商品やサービスの代金を支払う方法です。営業時間が定まっている銀行などと違い、コンビニの多くは24時間365日営業しているため、どのような時間帯でも利用できる点が特徴といえます。

また、コンビニ決済は利用者の多さも人気の理由です。総務省が発表した「令和6年 通信利用動向調査報告書(世帯編)」によると、コンビニ決済は、インターネットにより商品等を購入した15歳以上の人の決済方法の内、クレジットカード、電子マネーに続き、3番目に多い結果(33.7%)でした。

コンビニ決済は、窓口での現金支払いが基本となるため、クレジットカードを持たない若年層や、オンライン決済に不安がある高齢者層も安心して利用できる、おすすめの決済方法です。

参考:令和6年 通信利用動向調査報告書(世帯編)

2種類あるコンビニ決済の形

払込票と紙幣・硬貨、電卓
コンビニ決済は2種類あります。ここでは、それぞれの種類について特徴や支払い方法などを見ていきましょう。

払込票方式

払込票方式は、商品・サービスの購入後に手元に届く払込票を使い、利用者がコンビニのレジで代金支払いを行う方法です。払込票は商品の発送前に送られてくるパターンのほか、商品と一緒に届くパターン、商品到着後に後から届くパターンなどさまざまです。

郵送だけでなく、利用者がネット上から払込票をダウンロードし、その払込票を印刷または画面の提示で支払う方法もあります。払込票には商品・サービスの名称や利用金額、支払い期日などが記載されています。

コンビニでの流れとしては、レジで利用者が払込票を渡し、店員が払込票のバーコードをPOSシステムに読み込ませた後支払うというものです。レジで支払いが完了するので、買い物と同じような感覚で使えることが大きな特徴です。払込票方式は公共料金の支払いなどにも用いられているなじみの深い方法なので、抵抗感を持つ人が少ないでしょう。

払込用番号方式

払込用番号方式は、発行される払込用番号を使用して支払う方法です。商品・サービスの購入後、事業者が利用者に払込用番号を通知します。通知はネットで購入手続きをした後に専用ページに記載されるパターンや、メールで番号が通知されるパターンなどがあります。

利用者は通知された払込用番号を控え、コンビニに設置されているマルチメディア情報端末に入力します。入力によって発行される申込券を受け取り、レジまで持っていって支払えば完了です。

払込票を印刷する必要がないため、ペーパーレス方式とも呼ばれています。また、事業者は番号を通知するのみなので、払込票を準備する費用や郵送の手間が省けます。番号を覚えていれば支払いできるので、払込票の紛失や破損などが防げる点も特徴です。

事業者がコンビニ決済を導入するメリットは?

「MERIT」と書かれた小さなブロックと指先
コンビニ決済にはさまざまなメリットがあります。ここでは、事業者がコンビニ決済を導入することで得られるメリットを解説します。

顧客層を広げられる

まず大きなメリットとして挙げられるのは、顧客層を広げられることです。コンビニは若い人から高齢者まで幅広い年齢層が利用します。コンビニ決済を導入すれば、さまざまな年代にとって支払いの利便性が高まるため、新規顧客を獲得するきっかけにもなります。

また、コンビニ決済はクレジットカードがなくても利用できるので、カードの所持率が高くない若い世代でも利用しやすいでしょう。店頭で現金を用いて支払いを行う形式であるため、現金支払いを好む高齢者層や、オンラインでクレジットカード情報を入力することに抵抗がある層にも人気です。

売り上げアップにつながる

コンビニ決済には、商品が手元に届く前に支払う「前払い方式」と、商品が届いた後に支払う「後払い方式」があります。

前払い方式であれば、支払いを確認してから商品を発送するので、未払いになることがありません。また、後払い方式は商品・サービスを注文したときに手元に代金分のお金がなくても注文でき、購買意欲を低下させません。そのため、コンビニ決済は売り上げアップにつながる要素が多いといえるでしょう。

ネットショッピングする際、希望する決済方法がないとそのECサイトでの購入をやめるパターンが多く見られます。ニーズが高いコンビニ決済を導入することで、購入につながりやすくなります。

入金確認に時間がかからない

コンビニ決済は、利用者が支払いを行ってから数分〜数時間以内に入金確認が行えるのが一般的です。入金確認までに時間がかかる銀行振り込みなどと異なり、迅速に確認できるため、商品発送やサービス提供までの時間が短縮できます。

さらに、代行業者を利用して導入する場合は、専用Webサイト等で入金を確認できるので、手間が省け、かつ見落としなく入金状況を把握できるのもメリットです。

コンビニ決済は利用者にもメリットが多い

コンビニ決済を導入することで、事業者だけでなく利用者にも以下のようなメリットがあります。

  • 24時間いつでも払い込める
  • クレジットカードがなくても利用できる
  • キャッシュレスで支払いができる

コンビニ決済の場合、支払いに関する時間的な制約がないため、24時間いつでも支払いが可能です。自分で利用しやすい店舗を選んで支払えることもメリットといえます。

払込票方式も払込用番号方式も、最終的な支払いはレジで行うため、クレジットカードが不要で、コンビニでの買い物と同じような感覚で支払えるカジュアル感も魅力です。

また、コンビニ決済はコンビニで直接現金を支払う方法のほか、スマートフォンアプリを利用して支払う「スマホ決済サービス」もあります。スマホ決済サービスを使えば、アプリでコンビニ払込票のバーコードを読み取るだけで、自宅でも支払いができるため便利です。

コンビニ決済導入のデメリット・注意点は?

コンビニ決済では、利用者が払込票を紛失した場合、再発行の必要があります。払込票の再発行には印刷費や郵送費などのコストだけでなく時間もかかるので、対策を講じておくことが大切です。

また、代行業者を利用しない場合、コンビニ各社との契約や審査が面倒というデメリットもあります。複数のコンビニチェーンと契約を結ぶのは手間がかかるため、代行業者を利用して効率的にコンビニ決済を導入するのがおすすめです。

コンビニ決済の手数料とは?

メリットの多いコンビニ決済ですが、導入時に手数料が発生する点に注意しましょう。決済処理を行うことは、コンビニ側にとって手間のかかる作業になります。そこでコンビニに決済処理を代行してもらうことに対してお金を払う、それがコンビニ決済の手数料です。

ただし、銀行振り込みやクレジットカード決済など、他の決済方法でも手数料はかかります。つまり、手数料がかかるかどうかではなく、いくら手数料が発生するかを考え、比較することが大切です。

コンビニ決済の手数料について、詳しくは以下の記事も参考にしてみてください。

コンビニ決済の導入方法|代行業者を利用すると簡単

人さし指を上に向けて笑顔を浮かべるスーツ姿の女性
新たな決済方法を事業者が直接増やそうとした場合、手続きが煩雑になりなかなか導入が進まないというパターンが見られます。特に、コンビニ各社と個別契約が必要になるため、コンビニ決済を独自で導入するのは現実的ではありません。

そこで活用されているのが、代行業者のコンビニ決済サービスを利用する方法です。代行業者を利用してコンビニ決済を導入する際の流れは、以下の通りです。

1.コンビニ決済サービスを提供している代行業者を選定する
2.代行業者に必要書類を提出して申し込みを行う
3.代行業者とコンビニ各社による書類審査を受ける
4.事業者のプリンタで払込票の印字テストを行う
5.審査通過後、請求情報の登録を行い、コンビニ決済の利用開始

代行業者のコンビニ決済サービスを利用するメリット

代行業者のコンビニ決済サービスを利用する一番のメリットは、導入手続きが簡素化できることです。国内には多くのコンビニチェーンがあるためそれぞれと個別に契約すると、かなりの手間がかかります。一方、代行業者に依頼すれば、コンビニ各社と個別に契約する手間が省けるため、効率的に導入できるのです。

また、コンビニ決済サービスを提供している代行業者では、導入するまでの流れやシステムがしっかりと整っています。すでに用意されているシステムを利用できるため、システム構築等も不要で、簡単にコンビニ決済をスタートできることも魅力といえます。

ただし、代行業者によってサービス内容や手数料などが異なるので注意が必要です。代行業者は、サービスの内容を細かくチェックした上で選定しましょう。

代行業者の比較ポイントは?

コンビニ決済サービスを提供している代行業者は数多くあるので、自社に適した代行業者を選ぶ必要があります。

<代行業者の比較ポイント>
1.導入・運用にかかるコストが自社に適しているか(初期費用、月額基本料、回収手数料等)
2.入金タイミングが柔軟に設定できるか
3. コンビニ提携数が多いか
4.セキュリティレベルが十分か
5.業務効率化につながるオプションサービスがあるか
6.十分なサポートが受けられるか

上記の要素を総合的に考慮し、最適な代行業者を探しましょう。

コンビニ決済を導入するなら「リコーリース」で!

これからコンビニ決済サービスを導入するなら、リコーリースがおすすめです。

リコーリースのコンビニ決済サービスは、全国のコンビニやスーパーマーケットなど66,000店舗で利用可能。専用Webサイトが用意されているため、システム構築不要で初期費用もかかりません。また、使用しない月は月額基本料も0円と、コストを抑えてご利用いただけます。

「請求件数○件以上」といった縛りもなく、請求件数がまだ少ない個人事業主や新規法人、請求の発生が不定期な事業者も利用しやすい点が魅力です。

その他、払込票のバーコードをスマホアプリで読み取って支払いができる「スマホ決済サービス」も提供しています。自宅や職場などどこからでもアプリ上で決済が済ませられるので、キャッシュレス決済が広がる現状に対応できます。まずは一度、お気軽にご相談ください。

リコーリースのコンビニ決済サービス
リコーリースのスマホ決済サービス

コンビニ決済を導入して業務効率化と利便性アップをかなえよう

笑顔で握手をする2人のビジネスパーソン
コンビニ決済の導入は、業務効率化だけでなく、売り上げアップや顧客満足度の向上につながります。代行業者を利用して導入すれば、煩雑になりがちな導入手続きも簡素化できて便利です。

代行業者を選ぶ際には、手数料をはじめ、サービス内容やサポートの充実度もチェックしましょう。

費用を抑えつつ、コンビニ決済を導入したい事業者には、初期費用・利用しない月の基本料金が0円のリコーリースがおすすめです。リコーリースは、40年以上の実績と20,000社を超える導入事例をもとに、最適なプランをご提案します。まずはフリーダイヤルもしくはお問い合わせフォームから、お気軽にお問い合わせください。

尾﨑 宗則

【監修】尾﨑 宗則 リコーリース株式会社 BPO本部長

1999年リコーリース株式会社に入社。
情報システム部や事業統括部門、営業部門の支社長、子会社(テクノレント社)の営業統括本部長など、重要なポストを歴任した後、2025年4月~決済サービスを管轄するBPO本部長に就任。
数々の商品企画やシステム開発に携わり、豊富な経験と実績・幅広い分野の知識を有するゼネラリスト。