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お金を手渡すときのマナー!月謝や会費の支払で気を付けることは?

公開日:2023.03.29

お金を手渡すときのマナー!月謝や会費の支払で気を付けることは?

こんにちは。リコーリース集金代行サービスライターチームです。

お金を手渡すときには、実はいろいろなマナーがあることをご存知ですか?生活の中で現金を渡す機会は多々あります。しかしとても身近なことなので、どのような点に注意したら良いのか、改めて考えるとわからないという方もいるかもしれません。そこで今回はお金を渡すときのマナーに注目。月謝や会費などを現金で手渡しする際、気を付けることについて解説します。

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1.お金を手渡すときに気を付けたい6つのマナー

お金を手渡すときには、特に気を付けたいマナーが6つあります。具体的には次のようなものです。

1.お金をむき出しのまま渡さない

お金をむき出しのまま渡さないことは、基本的なマナーの1つです。むき出し状態の現金を手渡しするのは非常に無礼。お祝いやお礼の目的で渡す場合、気持ちがこもっていないと判断されます。特にあらかじめ渡すことが分かっている場面なら、準備のための時間を取れるので、封筒など包むものを用意できるはずだと思われるでしょう。時間があったのに用意が不十分で、気配りが足りない人とイメージダウンするかもしれません。また、マナーが身についていない非常識な人だと思われてしまいます。

急にお金を渡さなければならなくなったときなど、包むものがなくやむを得ない場合は、「裸で失礼します」など、お詫びの一言を添えて手渡すのが礼儀です。なお、現金書留にお祝いやお礼を入れて送る場合も、現金のみをそのままむき出しで送るのはマナー違反になります。お金を渡す用途にマッチした封筒にお金を入れ、その封筒を現金書留の封筒に入れて送りましょう。

2.基本的に新札を用意する

お祝いやお礼などでお金を渡すときは、基本的に新札を用意するのがマナーです。しかし、新札は日頃から財布に入っているようなものではない。ATMからお金を出したときたまたま、あるいはお釣りでたまたま、日々のお金の流れの中で偶然手にすることがあるかもしれません。しかし、流通量は古いお札の方が圧倒的に多いので、財布の中に1枚もない状態も珍しくないでしょう。手持ちの中に新札がなければ、事前に銀行などで交換する必要があるため、「この日のためにわざわざ用意した」という意味を込めることができます。

結婚式のご祝儀は特に注意。晴れの日を祝う気持ちを表すため、新札で渡すことが重視されます。そうとは言え、仕事が忙しく銀行に行く時間がなく新札を用意できなかった…などということもあり得ます。用意できなかったときは、普通のお札を霧吹きなどで湿らせ、あて布を当てながらアイロンをかけてしわを少しでも伸ばして使うと良いでしょう。

3.不祝儀には新札を使わない

人にお金を渡すときはすべからく新札を使うべきというわけではありません。反対に新札を使ってはいけない場面もあります。具体的には不祝儀です。お祝い事とは逆に、お悔みのときには、新札を使うと失礼に当たります。新札は前もって用意しておかなければ渡せないことを前の項目で触れました。つまり、不祝儀のお金を新札で渡すと、前から不幸に備えて用意していたという意味になってしまうのです。不祝儀の際には、折り目の付いている古いお札を入れるのがマナー。ただし、あまりにも汚れがひどいものや破損しているものを渡すのは失礼なので、避けてください。もし手元に新札しかない状況なら、お札に1回折り目を付けてから入れると良いでしょう。

4.お札の向きに注意する

お金を手渡すときは、お札の向きにも気を配りましょう。複数枚のお札を封筒にいれるときは、全てのお札を同じ向きに揃えます。向きがバラバラだと、特に気を遣わず無造作に入れたように見えてしまいます。お札を封筒に入れるときは、表を手前にしてください。封を開けたときに、手前にお札の肖像が見えるように入れるのが礼儀です。なお、お年玉などお札を三つ折りにしてポチ袋に入れる場合は、折り目をひらいたときに肖像が表れるようにしましょう。

5.包みの格と金額を合わせる

お金を包みに入れて渡す際、金額と包みの格の釣り合いが取れているかどうか意識することも非常に大切です。例えば、お札を封筒ではなく、和紙などで包んで渡すことはマナー違反には当たりません。しかし、金額と包むものの格がかけ離れていると、これは失礼になるので注意が必要です。特に気を付けたいのが慶事・弔事で使用するのし袋。のし袋の場合、豪華な装飾が施されているタイプは、金額が大きいときに使用するものです。豪華なのしが付いたのし袋を使っているのに、中身が千円札1枚などという状態は包みと金額がアンバランスと言えます。また、逆にシンプルな印刷ののし袋に、高額なお金を入れて渡すのもバランスが悪く失礼です。のし袋にはさまざまな種類があるため、渡す金額を踏まえながら選びましょう。

6.おつりが出ないように準備する

お金を手渡す場面では、おつりが発生しないよう気を配ることも意識したいところです。月謝や会費、立て替えてもらったお金などを手渡すときは、ちょうどの金額を準備して入れるのがマナー。ぴったりの金額が手元になく、「相手におつりをもらえば良いか」と軽く考えてしまう人もいるかもしれませんが、これはやめた方が良いでしょう。あらかじめ金額がわかっているにも関わらず、超える金額を入れておつりをもらうのは失礼に当たります。

月謝や会費などは1人だけが渡すものではありません。複数名から同じようにお金を渡されるのが普通です。つまり、おつりをもらおうとする人が大勢いると、受け取る側はその分小銭を多めに用意しておかなければならないのです。これでは受け取る側に大きな手間をかけてしまいます。準備する時間がないほど急な支払でない限り、事前にぴったりの額を用意するのが基本です。

2.手渡すお金の種類に応じた封筒の選び方

お金を手渡すときの包みについて先に少し触れましたが、お金の種類に応じた封筒を使うことは重要なマナーです。そこでここからは、封筒ごとにどのような場面で選ぶべきなのかを説明します。

のし袋を選ぶべきケース

お金を入れる封筒としてポピュラーなのがのし袋です。のし袋とは、上包み、のし、水引で構成されている封筒を言います。のし袋は慶事と弔事のどちらの場合にも使用できますが、シーンによって選び方が異なるので気を付けましょう。お祝い事なのに不祝儀用ののし袋などを使ってしまうと、とんでもない失礼になります。

慶事用ののし袋は明るい色を用いたもの、華やかなデザインのものが使われます。例えば結婚式のご祝儀には、水引が10本で色が金銀や紅白のものを使うのがマナーです。水引きの結び方には2種類ありますが、これはお祝いの種類によって選び方を変えます。何度もあって良いお祝いは蝶結び、1回だけのお祝いは結びきりかあわじ結びのものです。結婚式の場合は1回きりが良いので結びきりかあわじ結び、出産祝いなどは何度あっても喜ばしいので蝶結び、という選び方です。不祝儀ののし袋は、水引が黒白が一般的です。ただし、地域・宗教によって水引の色は変わることもあるので気を付けてください。なお、不祝儀は1回きりであって欲しいことであるため、結び方は結びきりです。

のし袋以外を選ぶべきケース

のし袋以外の封筒にお金を入れて渡すのは、慶事・弔事に当たらない場合です。具体的に言うと、簡単なお礼や立て替えてもらったお金を返す場合などがあります。また、仰々しい雰囲気で渡したくない場合、月謝や会費などを渡す場合ものし袋は使いません。このようなシーンでは、お金をむき出しで渡すと失礼という意味で封筒が必要です。受け取る側から袋の指定などがない限り、封筒のデザインは任意です。特に決まった印刷のされていないシンプルな封筒に入れるのも良いでしょう。厳しいマナーなどはないので、サイズやお札の取り出しやすさなどを考え、適切な封筒に入れてください。

3.封筒を使うときの表書きマナー

封筒にお金を入れて渡すときには、表書きも忘れてはいけません。次に、封筒を使うときの表書きマナーについて、シーンの例を挙げながら解説します。

月謝を支払うとき

月謝を封筒に入れて渡す際、中身が月謝であることを示すために表書きが必要です。指定の月謝袋がある場合は、指定の位置に名前や金額を書いて渡せばそれで大丈夫です。指定の月謝袋がない場合は、白い無地封筒を用意するのが基本。ほかの色の封筒でもマナー違反というわけではありませんが、丁寧な印象の強い白い封筒が最も無難です。封筒の表に「月謝」と書き、その下に氏名を書きます。書き方は縦書き・横書きどちらでも構いません。ただし、縦書きのときの数字は漢数字、横書きの時の数字は算用数字を使って合わせましょう。

会費等の費用を支払うとき

プライベートでも仕事でも、何らかの会費等を支払う機会は多々あります。会費は、後で集めた人が確認しやすい形で渡すのが基本です。会費を取りまとめてくれる人の手数が少なく済むよう、気配りを意識しましょう。例えば歓迎会、忘年会、新年会など、毎年行われるものの会費でも裸で渡すのはマナー違反。職場の集まりなどで会費を払う際、つい監事にお金をそのままの状態で渡してしまう人もいるのではないでしょうか。むき出しの現金手渡しはぶしつけな雰囲気であるとともに、裸銭なのでお金が散らばったり、誰からのものだかわからなくなったりする可能性もあります。相手のことを考え、しっかり封筒に入れて渡してください。なお、会費は中身をすぐに確認できるように、封を糊で留めないこともポイント。会費を渡すときの封筒は、表に会費と書き、その下に名前を書きましょう。誰が渡した会費か、一目でわかるようにしておくことが大事です。

お礼を渡すとき

お礼を渡すときは、のし袋を使う場合とのし袋以外を使う場合、両方考えられます。ややかしこまったシーンや感謝の気持ちをより丁寧に伝えたい場合は、水引などが印刷された簡単なのし袋を使うのもありです。比較的カジュアルなお礼であれば、任意の封筒やポチ袋などを使用しても問題ありません。この場合も、お礼の金額と袋のバランスは意識しましょう。お礼は、目上の人から目下の人に渡すときと、目下の人から目上の人に渡すときとで表書きが異なります。

例えば寸志という表書きがありますが、これを使えるのは目上の人から目下の人に渡すときのみです。目下の人から目上の人へ渡す場合に書くと失礼になるので気を付けてください。目下の人から目上の人に渡すときは、御礼・謝儀・松の葉などの表書きを使います。なお、最もオールマイティな表書きは「御礼」です。無地封筒に御礼と書いて、下に名前を書けば、目上でも目下でも相手を選ばず渡せます。また、冠婚葬祭で遠方から出席してくれた方に、交通費としてお礼を渡す場合がありますが、その場合はお車代などと記載するのも良いです。

借りていたお金を返すとき

借りていたお金を返す際も、封筒や表書きは必須です。ここでは大きな金額の借金ではなく、複数人で贈り物を購入したり、食事をしたりしたときに、代表で代金を払ってくれた人に立て替え分のお金を渡す場合を想定します。このケースの表書きのポイントは、誰が、どのようなお金を、いくら渡したかということがわかるように書くことです。例えば買い物の代金を立て替えてもらったなら、どのような買い物をしたときの代金なのかを書き、自分のフルネームも書いて渡します。相手に何のお金か伝わらなければ、「渡した」「もらっていない」の食い違いなど後からトラブルになる可能性もあるので、はっきりした状態で返すことが大切です。また、封筒の表書きは何も書かず、封もしない状態で、「中身をご確認ください」と添えながら渡すのも良いでしょう。その場で確認してもらえば1番確実です。

4.書き方以外で注意すべき点は?

表書きの書き方以外で注意したいのは、封筒のデザインなどです。お金を封筒に入れて渡すときは、郵便番号の枠が付いた郵便用の封筒は使わない方が良いでしょう。裸銭よりは良いですが、用途の違う封筒なのでできる限り避けてください。また、封筒が持つ印象も意識します。茶封筒は事務用のイメージが強いため、白い封筒を選ぶのが無難です。かしこまった目的でない場合や、親しい相手に渡す場合は、可愛らしいデザイン・ポップなデザインなど、少し個性的な封筒を選ぶのも失礼にはならないでしょう。なお、お金を普通の封筒にそのまま入れて郵送するのは、法律違反になるため注意が必要です。お金を郵送する場合は、必ず現金書留の封筒を使ってください。

  

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お金を渡す際は、意識しなければならないマナーが複数あるため、気疲れを感じる人もいるかもしれません。お客様がお金を渡すとき、マナーを気にせず支払うことができる方法として、集金代行サービスがあります。リコーリースを利用すれば、マナーを意識せずに済むのでストレスフリーです。まずはフリーダイヤルもしくはお問い合わせフォームから、お気軽にお問い合せ下さい!

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